歯科のトピックス

信頼できる歯科医を見分ける5つのポイント

隔週に届く『PRESIDENT』という雑誌を、待合室に置く前に必ず目を通すようにしています。
もうかれこれ10年以上になるでしょうか、3年契約にすることで一冊当たりの単価が半額以下(840円 ⇨ 396円)になるので経済的にも助かりますし、さまざまなジャンルの理解を深めるために私にとって欠かせない雑誌となっています。

愛読雑誌『PRESIDENT』

最新号である『8月18日号』の特集タイトルは『疲労、痛み、ストレス超回復法100』
サブタイトルが『最新医学が警鐘! 治らない原因の9割は間違った健康常識』とあり今回も興味深い内容でした。
特に仕事柄、『歯』に関する記事に目が留まりまして「信頼できる歯科医を見分ける5つのポイント」という内容がありましたので、以下にまとめてみます。

信頼できる歯科医を見分ける5つのポイント

⚫ 院内・器具が清潔な状態に保たれているか?

当然のことながら不潔な医院はNGでしょう、避けるべきですね。

⚫ 治療中の子供が泣いていないか?

子供が受診に抵抗なく喜んで通えるかどうかは大事なポイントのようです。(汗)
私も無理に治療は行いませんが、親御さんが『痛くない』を連発しちゃって不安ばかりが大きくなり入室時より泣き叫ぶ子供さんは難しい課題ですよねぇ・・・

⚫ 幅広い年代の患者さんが来院しているか?

患者さんの世代に関わらず幅広い年齢層の歯を診ることが予防につながるとの趣旨のようです。
ただ、こればかりは地域の特性や医院周辺の人口動態によって大きく影響を受けることもあるでしょう。

⚫ 来院している患者さんの質はどうか?

受付が笑顔で穏やか・・・かつ丁寧な医院は安心感があるんだとか。意識の高い歯科医には意識の高い患者さんが集まるとも言われるそうです。(汗)
近年は人材不足や採用難の時代ですので「受付レス」という風潮も歯科業界には出始めています。これはかなり難しい問題かと思われます。

⚫ 詰め物がすぐ取れる、詰めた部分の噛み合わせがしっくりこない、治療した歯周病が再発するなどの不備はないか?

これらの問題がある場合、歯科医や歯科衛生士の技術力に問題があるそうです。
これには難しい点があって、詰め物をするに際しても深く削ることで外れにくくなるのは事実ですが、不必要に深く削ることも避けるべきで浅く止めると外れやすいのです。
また、御本人の自覚が無い歯ぎしりも脱離を誘うことがあるので悩ましい課題ですね。(泣)

信頼できる歯科医の定義

まとめとして、以下の3点が『信頼できる歯科医』とされているようです。

① 治療の説明に時間をかける
② 全身の健康にも言及する
③ QOL(Quality of Life)を考慮したケアを提供する

特に、③に関しては保険治療の制約もあるため、これまた難しい問題を孕みます。
毎度の事ではありますが、今回の『PRESIDENT』も大変勉強になりました。

酒井直樹

酒井直樹

医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長/院長

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