いわゆる国の『骨太の方針』ってヤツに、国民全員が定期的に歯科検診を受ける『国民皆歯科検診』って制度を導入するという方針が盛り込まれることになったんだそうです。
来月上旬に取りまとめる政府の経済財政運営の指針なんだそうですが、テレ朝ニュースで取り上げられてました。
その原案によると、『生涯を通じた国民皆歯科検診の実現』に取り組むことで歯の健康維持を通じて全体の医療費を抑制するのが狙いだそうです。
『メタボリックドミノ』と呼ばれる全身疾患の大きな流れの中で、最上位(上流域)に位置するのが『口腔』です。
生活習慣の改善を促すことで歯周病によりリスクが増すと言われるメタボや糖尿病を抑制し、国家予算の半分に近付き国家財政の大きな負担(40数兆円?)となる医療費抑制を目論むようです。
確かに、臨床実感として御高齢の方でも歯が多く残ってる方は間違いなくお元気で、逆にどう見ても80代なのに介助を必要とする70歳になったばかりの総義歯装用の方もいらっしゃったりするのです。
90歳を過ぎて自転車で通院される方には驚かされたことがありましたが、その方は欠損箇所こそあっても入れ歯とかとは無縁の方でもありました。
歯科専門職による口の中の健康管理の充実・・・が目的なんだとか。
我々も、スタッフ一同でスキルを高めて少しでも貢献出来るようでありたいと願います。