院長メッセージ

歯医者にアナログは欠かせない

日々の臨床に従事していれば残念ながら毎日が楽しいことばかりではありません。(汗)
歯科診療は人間相手の仕事であり、特に身体において最も敏感なる部分『口腔』への加療であるが故に常なる緊張を強いられます。この仕事に三十数余年関わっては居りますがそれは慣れるようなモノではなくずっと変わらないように思います。

考えてみれば歯科医になったばかりの勤務医の頃は十分なる時間を確保し目の前の患者さんに集中だけしてれば良かったので比較的に楽だったのですが、開業し時が流れベテラン(!?)の域になるにつれ他の患者さんやスタッフワーク等周囲への配慮が欠かせなくなった分、それがまるごと自分へのストレスとして返って来てるような感は否めなくなりました。
多くの患者さんが来て下さり素敵なスタッフ達が集ってくれるようになったのは嬉しい反面、自分に忍び寄る老いが辛さを倍加させているように思えなくもありません。

さて、そんな中・・・
当院は歯科医院のDX化を推進してる方かと自認しておりますが、そうは言ってもスタッフ間(受付~内部スタッフ~実際の施術者)の伝言はもちろん、患者さんとの会話などの記録はこういった『超が付くほどのアナログ』に勝るモノは実際問題としてありませんでしょう。(笑)

DX化著しい当院における超アナログな伝言メモ②

ユニット(診療用椅子)に近付いて両の手にグローブを装着してる際に毎回こんなメモが残されており目を通します。
患者さんに褒めていただいたスタッフの喜びは、文字であり二重線に現れてるように感じられます。私からも感謝の言葉を添えて和やかな診療のスタート・・・こんな患者さんばかりであればスタッフや私もナンらのストレスも感じずに治療に集中が出来て『良いこと尽くめ』になれちゃいますでしょう。

コロナ禍のスタートは2020年

行動制限を始めとする様々な制約は、歯科受診時の人心にマイナスに作用したのではないかと思うことも多々ありました。私自身も大きなストレスに晒されて心穏やかには過ごせなかった日もありまして・・・しかも何度も繰り返してしまい挙げ句の果てにスタッフに叱られた事までありました。

そういった最中にこういった一言を寄せて下さる患者さんや、それをこんな風に伝えてくれるスタッフに恵まれたことに感謝せねばなりません。改めて『チーム酒井歯科医院』の成長は受診下さる患者さんの想いと表裏一体ではないかと再認識した次第です。

来年もまたこんなメモをスタッフ一同で紡ぎ出していけるようでありたいと願います。
寒いけど穏やかな陽光降り注ぐ大晦日の朝にそんな事を考え新年への鋭気を養って居りました。
本年もまたいろいろとお世話になりました。
皆々様も心穏やかなる最終日をお過ごしいただき良き新年をお迎え下さいませ。

酒井直樹

酒井直樹

医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長 / 院長

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