スタッフの研修

オーラルフレイルに始まる口腔機能低下症を学ぶ

2022年5月の院内スタッフミーティング

半日休診にしてまで開催する医院スタッフによるロングミーティング・・・・実り無ければ費やす時間は無駄になります。
ナニ事も『楽しければ良い』ってモノでもないでしょうけれど、かと言ってつまらなかったり興味を抱けない内容であれば各人に取り組む意欲も湧いて来ないようにも思うのです。
医院にまつわる各種数字の確認・情報共有をした後、今月もまた実り大きいひとときとなりました。

オーラルフレイルに始まる口腔機能低下症

各回、特定の分野を掘り下げて学んで居るのですが、今日掲げられたテーマは『口腔機能低下症』
国(厚労省)は何方にも訪れる『老い』に際して、摂食嚥下等の口腔機能障害に陥ることなくオーラルフレイル(口腔機能衰退)の兆しが見られた段階で更なる口腔機能低下を抑止する為に、歯周病重症化予防や口腔機能低下予防にここ数年盛んに力を入れています。
それにより重篤なトラブル回避に繋がるというエビデンスが確立してるから・・・に他ならないんでしょう。

従来の『口腔機能低下症』の対象は65歳以降だったのですが、この4月からは50歳以降に変更になりました。
そのぐらいの年齢から意識していただかないともう抑止出来ない・・・ってことの表れなのかもしれません。

口腔機能低下症に伴うQOLの低下

よく『歩けなくなったらお終い』のように申しますが、『食べられなくなってもお終い』ってこともまた疑う余地がありませんでしょう。
『歯が無くなったら入れ歯にすれば良いんでしょ?』のように仰る方が時折いらっしゃいますが、入れ歯が如何に噛めないモノなのかを御存知ないんだろうと想像します。
私も使ったことがないので実体験を持って理解出来てるわけではないのですが、おそらく天然歯の噛む能力を『10』とすれば、入れ歯のそれは『2~3』が関の山であろうかと思います。
それでも『0』にはなりませんが、QOLは異様なる低下を余儀なくされます。

備えあれば憂い無し

そうならないように咬合力・咀嚼能力は老域に差し掛かっても維持していきたいモノですね。
『備えあれば憂い無し』は口腔機能もまた一緒だったように思います。

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