院長の研鑽

予防に努めたい、口腔がん

昨日は午後の3時間、福島県歯科医師会主催の【令和4年度全国共通がん医科歯科連携講習会】なるモノを受講しておりました。
受講認定を受けるにはZoomの画面はずっと『カメラON』、些かの緊張を強いられました。(汗)

口腔がんの予防対策法

我々の守備範囲である『口腔がん』・・・3年半ほど前の芸能人の方のトラブル以降、注目されることも多くなったんじゃないでしょうか。
ひとたび罹患してしまいますとその後のクオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)の大いなる低下は避けられません。もし予防出来るならそれに越したことはないように思います。

我々一般歯科医に出来るのは、

① 【生活習慣指導】
 禁煙、過度の飲酒を避ける

② 【機械的刺激の除去】
 舌を傷付ける傾斜歯や鋭縁部の除去

③ 【炎症性刺激の管理】
 歯周病コントロール

と言われます。皆さんのお口の中には内側に傾いて舌に刺激を与え続ける歯はありませんか?
もしくはむし歯が大きくなり欠けたままの歯引っかかりを常に感じる不良な修復物等はありませんか?
入れ歯も然り・・・歯が抜けてしまい宙に浮いたようなバネ(針金様の支え)や欠けたままの人工歯は存在しませんでしょうか?
ハイリスクと言われるモノはやはり排除せねばなりませんでしょう。

急増する口腔がん

以前は『希少がん』と言われていた『口腔がん』も、ここ数年は右肩上がりで増加しているそうです。
『予(あらかじ)め防(ふせ)ぐ』と書いて『予防』です。
普段はまったく意識もせずに出来ている咀嚼や嚥下までもが容易ならざることになったら・・・そりゃぁ~もう大変です。上記の①~③に心当たりがお有りでしたら・・・もしくはご家族にそういった状況の方が居られましたら早期の受診や相談をなさることを是非にオススメ致します。

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