医院のホームページが『顔』のように捉えられる時代になりました。
他方、こちらはさしずめ『名刺』のような物かもしれませんね。
診察券・・・数年前からこのデザインに微少修正を加えながら御来院いただいた皆さんにお配りをしています。
当院ではDX化の一環として『診察券アプリ』なるモノの準備もあるにはあるのですが、なかなか多くの方にお使いいただくことが難しいようで・・・残念ながら利用率が低迷しております。(泣)
やはり昔ながらのこういった診察券なら廃れることはないんでしょうね。
以前には住所だの院長名まで記載していたような記憶もあるのですが、時代の流れに即してよりシンプルに変更もして来ました。
ただし、この数㎝のサイズのキャンパスに出来る表現には限りがあります。
どうしてもQRコードを読み取っていただいて、『顔』であるHPやSNSに飛んでいただくスタイルを取ってしまいます。
考えてみたら『sakai-dent.com』なんてURLをスマホに打ち込む事など・・・そうそうなさいませんでしょうし、QRコードだってそれなりにハードルは高かろうかとは思いますが。
こういったカードも、非接触が推奨される昨今であり未来には消滅し違った方式(顔認証等?)に変わって行くんでしょうか。
デジタル化推進を謳い実践しながらナンですが、名刺代わりのこういった診察券システムは廃れないような気もしないではありません。
保険証がカードになり、国策でマイナンバーカードを保険証代わりにする方策が半ば強制的に義務づけされる昨今。
オンライン資格確認も来春までには、医療機関には原則義務化されてましてやがてはマイナンバーカードが診察券代わりにまで取って代わるのかもしれませんが、前述した『診察券アプリ』にしても当院で早々に導入した『オンライン資格確認』のシステムにしても実際にはお使いになる方が・・・なかなか増えません。
国が推奨する方向性と、国民の現状との乖離が甚だしいように感じる事もありますがどうなりますことやら・・・
写真の様な診察券・・・・時代が進んでも今しばらくはレトロな存在にはならないような気が致します。(汗)