あるメルマガに掲載されていた文章に深く考えさせられてしまいました。
それは、日本歯科衛生士会が行った200ページ近い『歯科衛生士の勤務実態調査』ってヤツからの引用、私も中味にザッと目を通しましたが勉強になりました。
スタッフの退職理由とは?
メルマガ執筆者(歯科医)も私も気になったのはスタッフの退職理由。
面と向かっては本音を語りにくいでしょうけれど、衛生士会の調査となれば話は別・・・調査対象も全国からの8,932名だそうですから信憑性は高いように思います。
歯科衛生士さんの退職理由の第1位は『出産・育児』、第2位が『結婚』だそうです。これは頷けますね、納得です。
そして第3位が・・・『経営者との人間関係』だったそうです。
中でも常勤の歯科衛生士さん(当院にも6名ほど在籍)だけに限ると、その『経営者との人間関係』が1位にランクするんだそうです。(汗)
性格の不一致というのか相性の悪さ・・・なのかもしれませんが、ナンだか考えさせられてしまいました。
勤務先歯科医院への改善要望点
加えて、既に退職なさった衛生士さんの勤務先歯科医院への改善要望点って記載もありまして、下記の4項目が上位にランクしたようです。
・「院長等、職場の人間関係」
・「待遇改善」(ベースアップ・定期昇給等)
・「休暇の取得」
・「専門性・資格等の評価」
良質の歯科医療サービスのために
考えてみたら当院にも親子以上に年齢差があるいわゆる『Z世代』のスタッフが在籍します。『実のところ、院長が気に入らなかった!』って思われては私の立場が・・・(泣)
まずは、この長文の調査報告書を当院スタッフ全員に手分けして見て貰って、現在の不満点・当院の改善点を指摘して貰えるようにせねばなりません。
お互いに気持ち良く仕事に従事しての『良質の歯科医療サービス』でありましょう。より良き職場作りに尽力するのが私の役割でもあります。