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審美歯科とは、銀歯を白い歯に替える、歯の色や形を整えるなど、口元の見た目を改善する歯科治療です。酒井歯科医院では、見た目の美しさだけでなく噛み合わせと長持ちを重視し、e-max・ジルコニアなどのセラミックを、院内のCAD/CAMシステム「セレック」も活用して精密に作製しています。小さな虫歯には保険の白い詰め物もご提案し、自費のセラミックには装着から5年間の保証を設けています。

こんなお悩みはありませんか?

審美歯科でよくある4つのお悩み-銀歯が目立つ・歯の色・前歯のすき間や形・歯並び

「笑ったときに銀歯が見えるのが気になる」「歯の色や形をもっと整えたい」。審美歯科は、こうした口元のお悩みに歯科医療として向き合う分野です。お悩みの内容によって適した治療が変わりますので、まずは目安としてご覧ください。

・銀歯が目立つ → セラミックの詰め物・被せ物(このページで解説)
・歯の色が気になる → まずは削らないホワイトニング、改善しにくい変色にはラミネートベニア
・前歯のすき間・形が気になる → ラミネートベニア(セラミックの種類と選び方で解説)
・歯並びが気になる → マウスピース矯正(インビザライン)

私たちが目指すのは、見た目だけを整える表面的な治療ではありません。しっかり噛める「機能美」と、長く健康を保てる「健康美」。その両立こそが、酒井歯科医院の考える審美歯科です。

前歯のセラミッククラウン-表側と内側
奥歯(大臼歯)のセラミッククラウン

当院の審美歯科 3つのこだわり

① 見た目だけでなく「噛み合わせ」と「長持ち」を重視します

どんなに美しい被せ物も、しっかり噛めなければ意味がありません。お口全体の噛み合わせのバランスを診査したうえで、長く安定して使える素材と形を選びます。

また当院では、ここ20年ほど金属の土台(メタルコア)を使っていません。土台はすべて白いレジンコアです。金属の土台はセラミックを通して黒っぽく透けやすいため、白い土台にすることで、被せ物本来の自然な色合いを活かせます。土台の違いについてはファイバーコアとメタルコアの違いで詳しく解説しています。

セレックの画面で詰め物・被せ物を設計する院長
拡大鏡(ルーペ)を使って精密に治療を行う院長

② 院内CAD/CAM「セレック」による精密な治療

当院では、CAD/CAMシステム「CEREC(セレック)」を導入しています。お口の中を3Dスキャナーで読み取り、コンピューターで設計したデータをもとに、院内のミリングマシンでセラミックのブロックから詰め物・被せ物を削り出します。粘土のような材料での型取りが不要で、設計から作製までを院内で行えるため、精度の高い詰め物・被せ物をお作りできます。通常は、スキャン(型取り)の日と装着の日の2回に分けてご来院いただいています。

院内のミリングマシンと、セレックの画面に表示された口腔内3Dスキャンデータ

③ 押し付けない素材選び ― 小さな虫歯は保険でも

セラミックにはそれぞれ長所と短所があり、誰にとっても最善という万能の素材はありません。噛む力・歯の位置・歯ぎしりの有無・ご予算・見た目のご希望を伺ったうえで選択肢をすべてお示しし、一緒に決めていきます。

小さな虫歯の詰め物であれば、保険適用の白い詰め物(CAD/CAMインレー)でもしっかりしたものができます。当院では、まず保険での治療をご提案しています。

保険のCAD/CAM冠・インレーに用いるハイブリッドセラミックのブロック

セラミックの種類と特徴

セラミック修復物の例-前歯と奥歯の被せ物、e-maxインレー

当院で主に扱っている素材は次の4種類です。素材ごとの詳しい長所・短所や選び方は、子ページで解説しています。

種類特徴主な用途
e-max天然歯に近い透明感。院内のセレックで作製前歯・奥歯の詰め物、被せ物
ジルコニア非常に高い強度。白い歯のブリッジにも対応奥歯の被せ物、ブリッジ
ハイブリッドセラミック保険適用の白い歯(CAD/CAM冠・インレー)すべての歯(親知らずを含む)
ラミネートベニア歯の表面を薄く削り、セラミックを貼り付ける前歯の色・形・すき間
セラミックの種類の比較図-e-max・ジルコニア・ハイブリッドセラミック(保険)・ラミネートベニアの特徴

審美歯科治療の流れ

✅① カウンセリング

まずはお悩みや理想のイメージをお聞かせください。費用や保険・自費の違いも、この段階でご説明します。

iPadの画面を使って治療内容を説明するスタッフ

✅② 精密検査・治療計画

レントゲンやお口の中の写真などで状態を確認し、iPadの画面を使いながら治療計画を複数ご提案します。お見積もりも治療前にお渡しします。

セレックの画面に表示された口腔内3Dスキャンデータ

✅③ 歯の形成・3Dスキャン

治療計画にご納得いただけたら、必要に応じて麻酔をしたうえで歯の形を整え、口腔内3Dスキャナー(iTero/セレック)で精密な歯型データを取得します。

新たなCERECのPR動画

✅④ 詰め物・被せ物の設計と作製

取得したデータをもとに、コンピューター上であなたの歯に合わせた詰め物・被せ物を設計します。e-maxは院内のミリングマシンで削り出し、ジルコニアは提携の歯科技工所で作製します。

セレックのミリング中
院内のミリングマシンでセラミックのブロックを削り出している様子

✅⑤ 装着・噛み合わせの調整

完成した詰め物・被せ物を装着し、噛み合わせに問題がないかを確認しながら調整します。

セレックインレーの実際の動画です。

✅⑥ 定期メインテナンス

きれいな状態を長く保つために、定期的なクリーニングと検診を続けていただきます。定期検診の継続は、セラミックの5年保証の条件にもなっています。


費用・期間・保証の目安

虫歯の大きさ別の白い歯の選び方-小さな虫歯は保険のCAD/CAMインレーやコンポジットレジン修復、大きな虫歯や被せ物は保険のCAD/CAM冠または自費セラミック

小さな虫歯の詰め物は、保険適用の白い詰め物(CAD/CAMインレー)で十分に対応できることがほとんどです。当院ではまず保険での治療をご提案しています。金属アレルギーがある方や、見た目・耐久性をより重視したい方には、e-maxやジルコニアもお選びいただけます。

自費セラミックの費用(1歯あたり・税込)

素材小さな詰め物被せ物※(前歯・奥歯)
e-max74,800円93,500円
ジルコニア93,500円104,500円

※ 歯の山(咬頭)を覆う大きな詰め物も「被せ物」の料金となります。

治療費用(税込)
ジルコニア ブリッジ(前歯・1〜2歯欠損)104,500円×すべての本数
ジルコニア・ボンド ブリッジ(奥歯・1〜2歯欠損)115,500円×すべての本数
ラミネートベニア(e-max)93,500円
ラミネートベニア(ジルコニア)104,500円
ハイブリッドセラミック(CAD/CAM冠・インレー)保険適用

治療期間・通院回数の目安

・e-max(院内のセレックで作製):スキャン(型取り)の日と装着の日の2回が基本
・ジルコニア(歯科技工所で作製):型取りの日と装着の日の2回が基本
・保険のCAD/CAM冠・インレー:型取りの日と装着の日の2回以上
※事前にむし歯や歯周病の治療が必要な場合は、その分の通院が加わります。

セラミックの5年保証

セラミック治療の5年保証-定期検診を継続している方は装着から5年間無償で再製作・再装着

当院で装着した自費のセラミック(e-max・ジルコニア・ラミネートベニア)は、装着日から5年間、通常のご使用で割れたり外れたりした場合に、無償で再製作・再装着いたします。
保証の条件
・当院での定期検診(メインテナンス)を継続して受けていること
・歯ぎしりや食いしばりのある方は、ナイトガード(マウスピース)を使用していること
保証の対象外
・事故や転倒などによる外傷
・定期検診を中断された場合
・歯根の破折や歯周病など、歯そのものに原因がある場合
・他院で手を加えた場合

保険のCAD/CAM冠(被せ物)・ブリッジは、健康保険の「クラウン・ブリッジ維持管理」(当院は施設基準を届出済み)により、装着から2年間の保証となります。2年以内に同じ歯の被せ物・ブリッジを作り直す場合、被せ物・ブリッジそのものの費用はかかりません。

自費のセラミック治療は、医療費控除の対象となる場合があります。お支払いには現金のほか、クレジットカード・PayPay・デンタルローンもご利用いただけます。その他の治療費は料金表ページをご覧ください。

酒井歯科医院の治療費のご案内(料金表)ページへ

主なリスク・副作用

セラミック治療の主なリスク-強い力による割れや欠け、歯を削る必要、土台の色が透ける場合、自費診療の費用

セラミック治療には良い点が多い一方で、事前に知っておいていただきたい点もあります。

・強い力や衝撃が加わると、割れたり欠けたりすることがあります(歯ぎしりのある方にはナイトガードをおすすめしています)
・詰め物・被せ物の厚みを確保するため、歯を削る必要があります
・土台の歯の色が濃い場合、セラミックを通して透けて見えることがあります
・装着後しばらく、冷たいものがしみることがあります
・自由診療のため、費用は全額自己負担となります


よくある質問(審美歯科・セラミック治療)

審美歯科・セラミック治療について、患者さんからよくいただくご質問にお答えします。素材選びに関するご質問はセラミックの種類と選び方でもお答えしています。

Q1. 保険の白い歯(CAD/CAM冠)と自費のセラミックは何が違いますか?

A. 保険のCAD/CAM冠は、セラミックの微粒子とレジン(プラスチック)を混ぜた素材で、現在はすべての歯(親知らずを含む)に使えます。費用を抑えられるのが大きな利点ですが、長く使ううちに変色したり、すり減ったりすることがあります。自費のe-maxやジルコニアはセラミック100%の素材で、透明感や強度、変色のしにくさに優れています。

Q2. セラミック治療は何回の通院で終わりますか?

A. 歯の形を整えてスキャン(型取り)をする日と、完成した詰め物・被せ物を装着する日の2回が基本です。e-maxは院内のCAD/CAMシステム「セレック」で、ジルコニアは歯科技工所で作製します。事前にむし歯や歯周病の治療が必要な場合は、その分の通院が加わります。

Q3. 小さな虫歯でも、セラミックにしたほうがいいですか?

A. 小さな虫歯であれば、保険適用の白い詰め物(CAD/CAMインレー)で十分に対応できることがほとんどです。当院ではまず保険での治療をご提案しています。金属アレルギーがある方や、見た目・耐久性をより重視したい方には、e-maxやジルコニアの詰め物もお選びいただけます。

Q4. セラミックは割れたり欠けたりしませんか?

A. セラミックは天然の歯に近い硬さがありますが、強い衝撃や過度な力が加わると割れたり欠けたりすることがあります。天然の歯でも欠けることがあるのと同じです。特にジルコニアは強度が高く、奥歯にも適しています。歯ぎしりや食いしばりの強い方には、治療後のナイトガード(マウスピース)の使用をおすすめしています。なお、通常のご使用で割れた場合は、5年間の保証の対象となります。

Q5. セラミックに保証はありますか?

A. はい。当院で装着した自費のセラミック(e-max・ジルコニア・ラミネートベニア)は、装着日から5年間、通常のご使用で割れたり外れたりした場合に無償で再製作・再装着いたします。当院での定期検診を継続して受けていただくことが条件です。事故などによる外傷や、歯そのものに原因がある場合などは対象外となります。なお、保険のCAD/CAM冠(被せ物)・ブリッジは、健康保険の「クラウン・ブリッジ維持管理」により装着から2年間の保証となります。

Q6. 金属アレルギーがありますが、セラミック治療はできますか?

A. はい、対応できます。e-max・ジルコニア・ハイブリッドセラミックはいずれも金属を使わない素材です。また当院では、歯の土台にも金属を使わず白いレジンコアを用いています。現在お口の中にある金属の詰め物・被せ物が気になる方も、お気軽にご相談ください。

Q7. 治療は痛くないですか?

A. 歯を削る際は、必要に応じて麻酔をしてから治療を行います。また、セレックのスキャンでは粘土のような材料での型取りがないため、型取り時の不快感が少なくなります。痛みへの配慮については痛みの少ない治療のページもご覧ください。

酒井歯科医院では、セラミック治療などの審美歯科に加え、むし歯予防や歯周病治療まで幅広く対応しています。当院が対応している治療の全体像は診療案内ページで、医院の診療方針や院内環境については酒井歯科医院トップページからご覧いただけます。

執筆・監修歯科医

美しさと機能の
調和を求めて