我々の子孫の顔付きはどうなっちゃうんでしょう?

そう言われてみればだんだんと右側のような細面って言うのかいわゆるしょうゆ顔の青少年が増えて来たようにも感じます。
しょうゆ顔は、日本人らしいすっきりとした顔のことで特徴としては小顔・彫りが浅い・唇が薄いことなどが挙げられるそうです。
『なら良いんじゃない?』と思われがちですが、考えてみればしょうゆ顔の野生動物なんて見たことないですし、これは異変と呼んでも良いことなのかもしれませんね。

トップ・デンティストが鳴らし続ける警鐘

私が身を置く歯科業界でトップを走り続ける未来歯科の川邉先生って方がいらっしゃいます。こちらのページ動画とかをお作りになり多くの歯科医に無償でシェアを認めていただくような、乳幼児のカラダの変化に警鐘を鳴らし続ける歯科医師なのですが、上記の顔貌の変化に対してもこんな文章をSNS上にアップなさってました。

本来なら身体の変形等は何千年も何万年もかかって起こることなのかもしれませんが、ここ100年余りの食生活・生活習慣の変化は激変と呼んでよいことなのかもしれません。生物としての人間にナンだかトンでもないことが口腔周囲から起こっているといっても過言では無いのかもしれませんね。(汗)

以下、川邉先生からの警鐘

成長、発達は、図形で表すことができる
だから、咬合は、図形で表すと、体のパターンとの関係がわかってくる
今での歯科領域には無い世界から、咬合、口腔を診てみると、手にとるように成長が見えてくる。

人間の姿勢、表情などを、図形として捉え、口腔の発達を診ていくと世界観が変わってくる。

矯正医が必要ない時代が昭和20年代前半、貧困な時代だった。
生きることに必死であった時代、一食3000回以上噛んでいた。入れ歯すら必要ない時代

昭和33年以降に生まれた子供は、便利なグッズで溢れ始めた時代
電気、電気炊飯器、洗濯機・・・風呂も薪が必要なくなった時代
一食1800回の時代歯並びは7割が悪くなった

現代の子どもたち、便利すぎて、歩くことも一日8000歩以内になった
一食 800回以下になった
100%歯並びも、目も、鼻も悪い時代、成長発達はどこに行った? 富裕層と貧困層が大きく分かれる時代

そして病人が殆どになった

咀嚼回数の激減

3000回から1800回、それが更に800回・・・使わなければ顎は発達はしませんでしょう。
咀嚼回数が激減しています。確かに巷には噛まずに飲み込めるようなモノが溢れて来てませんでしょうか?
上記写真の左側のかつて昭和の時代にスタンダードであった顔付きであれば、28本(親知らずを含めれば32本)の歯は余裕で並べました。
右側の平成・令和の時代の顎が未発達な日本人の顔付きであれば、歯は並びきれなくて当然です。

深刻な歯並び不正の出現

今までは、永久歯になってから歯並びが悪くて矯正・・・ってのが頻度的に多かった様に思われます。
昨今では乳歯列の段階で咬合の不正をしばしば見かけるようになりました。
我々は人間である前に動物なんですから、前歯で囓ったり食いちぎったり・・・容易に飲み込めるような状況にまで加工せずに食材本来のままで食した方が良いのかもしれませんね。

執筆・監修歯科医

医療法人SDC 酒井歯科医院の院長 酒井直樹

医療法人SDC 酒井歯科医院
  院長 酒井直樹

1980年 福島県立磐城高等学校卒業
1988年 東北大学歯学部卒業
1993年 酒井歯科医院開院
2020年 医療法人SDC 設立