SYMPTOMS & COUNTERMEASURES
歯ぎしりの症状と
その対策
私自身も生まれてこの方一度も歯ぎしりをしたという実感はないのですが、寝返りと一緒で歯ぎしりをしない人は居ないとまで言われています。寝相の宜しい方もいらっしゃれば頭と足が反転しちゃうような方もいらっしゃいましょうから歯ぎしりも程度は千差万別なようではあります。
特徴って言うのか主たる症状のようなものを挙げるとすれば下記の様なものが挙げられます。
朝に顎がだるく感じませんか?
起床時に、顎がだるかったり頬の筋肉がこわばったりしていませんか?
そういったケースは習慣性のブラキシズムを疑います。睡眠中に強く食いしばっていることが想像されます。もちろん一時的なことであれば問題ありません。しかし長期に習慣性の食いしばりが続く場合は、困ったことに歯が壊れてしまいます。(泣)
どんな症状が見られるでしょう?
「歯がしみる」、「歯の動揺が進んで噛めなくなった」、「首が痛くなってきた」、「肩が凝る」、「顎がだるい」、「腰が痛い」など口の中だけでなく様々な部位に症状が出てくるようです。
対策方法は?
一番の治療法は自分が過度のブラキシズムを行っていることを認識し、不必要な上下の歯の接触を避けることです。なるべく心身共にストレスを溜め込まないことが有効だと思われます。
また、日中できる限り歯を接触させてしまう癖(TCH)を意識してやめることです。
昨今の歯科界では噛みしめ(歯列接触癖)というのが悩ましい問題点になっています。日中何かに集中したり、緊張した状況下で無意識に上下の歯をわずか...
歯ぎしり防止のマウスピース
止めようと思って止められれば苦労はないですが、睡眠下の無意識の動きはコントロールできません。マウスピース(ナイトガード)を作製してガードすることも有効な手段です。
健康保険で作製可能(5,000円前後)ですのでご相談ください。
![マウスピースで歯と顎を守る]()
歯ぎしりは、日中には出せないような凄まじい力なんだそうです。無意識に3~4倍の強大な力が歯に加われば良質な睡眠の妨げになるだけでなく詰め物が...