当院の施設基準について｜いわき市で安全な歯科治療なら酒井歯科医院

施設基準掲載の背景と重要性

2024年の診療報酬改定により、保険医療機関における書面掲示事項については、原則としてウェブサイト（ホームページ）に掲載することが義務化されました。この義務化の経過措置期間は2025年5月31日までとなっており、その後は完全に義務化されます。

この取り組みは、患者さんが医療機関を選ぶ際の判断材料となる情報提供を充実させ、医療の透明性を高めることを目的としています。酒井歯科医院でも、患者さんにより安心して診療を受けていただけるよう以下の施設基準情報を公開いたします。

施設基準掲載義務化の概要

• 義務化の根拠：令和6年度診療報酬改定（2024年改定）
• 経過措置期間：令和7年（2025年）5月31日まで
• 対象外：自らウェブサイトを有しない保険医療機関
• 掲載対象：施設基準等で定められた保険医療機関の書面掲示事項

施設基準掲載の背景と重要性

2024年の診療報酬改定により、保険医療機関における書面掲示事項については原則としてウェブサイト（ホームページ）に掲載することが義務化されました。この義務化の経過措置期間は2025年5月31日までとなっており、その後は完全に義務化されます。

この取り組みは、患者さんが医療機関を選ぶ際の判断材料となる情報提供を充実させ、医療の透明性を高めることを目的としています。酒井歯科医院でも、患者さんにより安心して診療を受けていただけるよう以下の施設基準情報を公開いたします。

当院で取得している施設基準

① 歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準（歯初診）

当院では、患者さんに安全で質の高い歯科医療を提供するために、以下の基準を満たしています。

• 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者さんごとの交換や、専用の機器（オートクレーブ）を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な院内感染防止対策を講じています。
• 感染症患者に対する診療体制を確保しています（診療時間や場所の区分など）。
• 歯科外来診療の院内感染防止対策に関する研修を受講した常勤歯科医師（院長：酒井直樹）を配置しています。
• 院内感染防止対策に関する事項を院内に掲示しています。
• 年に１回、院内感染対策の実施状況等について、地方厚生（支）局長に報告しています。

② 医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算

当院は医療のデジタル化を通じて質の高い医療を提供できるよう、以下の体制を整えています。

• マイナンバーカードによるオンライン資格確認システムを導入しています。
• 患者さんの医療情報（受診歴、服薬情報、特定健診情報その他必要な診療情報）を取得し、より安全で適切な診療を提供できる体制を整えています。
• 電子処方箋の発行体制を整えています。
• 電子カルテ情報共有サービスを活用した診療を行っています。

マイナンバーカードをお持ちの患者さんは、受付時にご提示いただくことでスムーズな確認が可能になります。

③ 歯科外来診療医療安全対策加算

当院では患者さんが安心して歯科医療を受けられるよう、以下の医療安全対策を講じています。

• 医療安全対策に関する研修を修了した常勤歯科医師（院長：酒井直樹）を配置しています。
• 歯科医師と複数人の歯科衛生士が連携して診療を行っています。
• 医療安全管理者（院長：酒井直樹）を配置しています。
• 安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき十分な装置・器具等を整備しています。
  • 自動体外式除細動器（AED）
  • 経皮的動脈血酸素飽和度測定器（パルスオキシメーター）
  • 酸素（人工呼吸・酸素吸入用）
  • 血圧計
  • 救急蘇生セット
• 緊急時における対応マニュアルを作成し、定期的に訓練を実施しています。
• 医療安全に関する問題を検討し、改善策を実施するための委員会を院内に設置しています。
• 医療に関する相談や苦情を受け付ける窓口を設置しています。

緊急時連携医療機関：いわき市医療センター 歯科口腔外科（住所：いわき市内郷御厩町久世原16、電話：0246-26-3151）

④ 歯科外来診療感染対策加算

当院は、院内感染防止対策として、以下の基準を満たしております。

• 歯科点数表の初診料の施設基準の届出を行っています。
• 歯科医師が１名以上配置されており、かつ、歯科衛生士もしくは院内感染防止対策に係る研修を受けたものが１名以上配置されています。
• 院内感染管理者（院長：酒井直樹）が配置されています。
• 歯科用吸引装置等（フリーアーム）により、歯科ユニット毎に歯の切削時等に飛来する細かな物質を吸収できる環境を保有しています。

⑤ 明細書発行体制等加算

診療の透明性を高めるため、すべての患者さんに診療報酬の算定項目が記載された診療明細書を無償で発行しています。明細書の発行を希望されない方は、受付へその旨をお申し出ください。

⑥ 口腔管理体制強化加算

当院は、「口腔管理体制強化加算」の施設基準を満たした医院に認定されています。

• 虫歯や歯周病予防のためのPMTC（専門的な歯のクリーニング）やフッ素塗布を保険適用で提供しています。
• 訪問診療による口腔ケアやリハビリを、保険適用で提供しています。
• 歯科疾患の重症化予防や、高齢者対応に関する研修を受けた歯科医師（院長：酒井直樹）が在籍しています。

⑦ 一般名処方加算

後発医薬品があるお薬については、患者さんへご説明の上、商品名ではなく一般名処方（有効成分の名称で処方すること）を行う場合があります。これにより、医薬品の供給が不足した場合でも必要な医薬品が提供しやすくなります。

⑧ 情報通信機器を用いた診療

当院は、情報通信機器を活用したオンライン診療に対応しています。直接の来院が難しい患者さんでも、必要な診療を受けていただける環境を整えています。

⑨ 在宅歯科医療情報連携加算

当院は、地域の医療機関・介護事業者等と連携し、在宅療養をされている患者さんに対し適切な歯科医療の提供と情報共有を推進しております。

⑩ CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー

コンピューター支援設計・製造ユニット（CAD/CAM）を用いて作製される、精度の高い冠（被せ物）やインレー（詰め物）を用いた治療を行っています。

⑪ 光学印象

当院には、歯科補綴治療に係る専門の知識及び３年以上の経験を有する歯科医師（院長：酒井直樹）が配置され、光学印象（3Dスキャナー）に必要な機器を有しています。

⑫ クラウン・ブリッジの維持管理

当院で装着した冠（かぶせ物）やブリッジについて、2年間の維持管理を行っています。定期的な検診を通じて、長期的な口腔内の健康維持をサポートします。

⑬ 咀嚼能力検査

当院は、咀嚼能力を測定するために咀嚼能率測定用のグルコース分析装置を備えています。

診療報酬改定に伴う、施設基準の更新について

2024年度の診療報酬改定に伴い、当院が取得している一部の施設基準の名称や要件が変更となりました。

これは、国がより安全で質の高い医療の提供を推進するための見直しです。当院では、皆様により安心して治療を受けていただくため、変更後の新しい施設基準の要件を全て満たし、定められた期間内（2025年5月31日）に地方厚生局への再届出を完了しておりますことをご報告いたします。

① 歯科外来診療環境体制加算1（外来環1）について

この基準は、院内感染防止対策と医療安全対策をさらに強化するため、以下の2つの新しい基準に再編されました。

• 歯科外来診療医療安全対策加算1（外安全1）
• 歯科外来診療感染対策加算1（外感染1）

当院では、両方の新基準の要件を満たし、届出を完了しております。

② かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所（か強診）について

地域における、かかりつけ歯科医の役割をさらに強化するための見直しです。この基準の名称が「口腔管理体制強化加算（口管強）」へと変更になりました。

従来の要件に加え、新たに「初期う蝕（虫歯）の管理」や「小児の心身の特性」に関する研修の修了が必須となりましたが、当院ではこれらの新基準も全て満たし届出を完了しております。

医療広告ガイドライン遵守への取り組み

当院では、患者さんに正確で誤解のない情報を提供するために、厚生労働省の定める「医療広告ガイドライン」を遵守したウェブサイト作成を心がけております。

① 診療科名の正式名称使用

医療法で定められた正式な診療科名（「歯科」・「小児歯科」・「矯正歯科」・「歯科口腔外科」）のみを使用し、「審美歯科」「インプラント科」といった認められていない診療科名は標榜しておりません。

② 治療内容に関する限定解除要件の遵守

自費診療などの治療内容を紹介する際は、患者さんが適切な選択をするために必要となる、費用・治療期間・リスクや副作用などの情報を、定められたルールに則って適切に提供しています。

③ 客観的な事実に基づいた情報提供

「絶対に安全」・「最高の技術」といった、他の医院よりも優れていると誤解を与えるような主観的で誇大な表現を避け、客観的な事実に基づいた情報提供を行っています。