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口腔機能トレーニングとは、お子さんの唇・舌・顎の筋肉を遊びながら鍛え、口呼吸や「お口ポカン(口唇閉鎖不全)」を改善するための訓練法です。いわき市中央台の酒井歯科医院では、口育士在籍のスタッフがご家庭でできる7つのトレーニングをご指導しています。

お子さんのお口、ちゃんと育っていますか?

口腔機能トレーニングとは、お子さんの唇・舌・顎の筋肉を遊びながら鍛え、口呼吸や「お口ポカン(口唇閉鎖不全)」を改善するための訓練法です。いわき市中央台の酒井歯科医院では、口育士在籍のスタッフがご家庭でできる7つのトレーニングをご指導しています。

「うちの子、口が開いたままのことが多いな」「食べ物をうまく噛めていないみたい」――そんなお口のお悩み、放っておくと将来の歯並びやお顔立ちに影響するかもしれません。

お子さんのかけっこが速くなったり運動能力がぐんと伸びたりしたら、親としてとても嬉しいですよね。それと同じくらい大切にしてほしいのがお口の健やかな成長です。大切なのは、ご家庭で遊び感覚でできる簡単なトレーニングを親子で楽しく続けることにあります。このページでは、お子さんの未来の笑顔と健康な歯並びを育む具体的なトレーニング方法を7種類ご紹介します。


お口の機能が育たないと起こること(口腔機能発達不全症とは)

最近、小さなお子さんの間で口腔機能発達不全症―お口周りの機能が十分に発達していない状態―のお子さんが驚くほど増えています。特に、いわゆる「お口ポカン(口唇閉鎖不全)」のお子さんが多く、国もその現状に警鐘を鳴らしています。

「たかが口呼吸」と侮ってはいけません。お口は体の入り口。口腔機能のトラブルは、全身の健康と密接に関わっていることが近年の研究で明らかになっています。

口唇閉鎖不全(おくちポカ~ン)に伴うトラブル

口腔機能が正しく育たないことで、集中力の低下・睡眠時無呼吸症候群・むし歯の増加・アレルギー疾患の悪化・歯並びの乱れ、さらにはお顔立ちにまで悪影響が及ぶことが知られています。

口腔機能の問題が全身に連鎖するドミノ倒しのイラスト
口唇閉鎖不全(お口ポカン)が引き起こすトラブルの説明図

🏥 当院の取り組み:機能管理型予防歯科として、お子さん一人ひとりのお口の状態を丁寧にチェックし最適なアドバイスを行っています。口育士資格を持つスタッフが複数在籍しており、りっぷるくんによる口唇閉鎖力の数値測定も行っています。

顎や舌・口唇を鍛えることはお子さんの「素敵なお顔立ち」を育みます

「筋力を鍛える」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、大切なのは遊びの延長で自然に正しいお口の動きを身につけることです。普段何気なく行っている「ロウソクの火を吹き消す」「ベロで『コンッ!』と音を鳴らす」といった動作はすべてお口周りの筋肉を使っています。親御さんがお子さんと一緒に遊び感覚で取り組んでくださるだけで、将来の健康的な子どもの歯並びの発育を育むことにも繋がります。


家でできる!子どもの口腔機能トレーニング7選

ここからは、お子さんと親御さんが遊びながら取り組める具体的なトレーニングをご紹介します。当院では、お子さんの状態に合わせた適切なトレーニングをアドバイスしていますので、お気軽にご相談ください。

🔸1. 口唇閉鎖力を高める「りっぷるトレーナー」

最近は柔らかい食べ物が増え噛む回数が減ったことで、唇に力が入らないお子さんが増えています。りっぷるトレーナーを使って遊び半分で引っ張り合いをしてみましょう。

りっぷるトレーナーで口唇閉鎖力を鍛えるトレーニングのイラスト
りっぷるトレーナー(口唇筋力トレーニング器具)の実物写真

「りっぷるくん」という測定器で口唇閉鎖力を数値化できます。早期に改善することで口呼吸・鼻閉・いびき・アレルギーなどの軽症化も期待できます。

りっぷるくんで口唇閉鎖力を数値測定している様子のイラスト

りっぷるくんの詳細はこちら

口唇閉鎖不全症(おくちポカ~ン)は予防する時代!
『お口ポカ~ン』の口唇閉鎖不全症は予防する時代!

🔸2. 口呼吸を鼻呼吸へ導く「あいうべ体操」

福岡のみらいクリニック・今井一彰先生が考案した体操です。食後に10回・1日30回を目安に地道に続けると舌力がつき、自然に口を閉じられるようになると言われています。口呼吸の改善はアレルギー性疾患の症状改善にもつながることがあります。

あいうべ体操のやり方を示したイラスト|あ・い・う・べと口を動かす

考案者の今井一彰先生のYouTube動画はこちら

あいうべ体操を考案した医師が語る「口呼吸とあいうべ体操」

🔸3. 噛む力を育てる「チューイングブラシ」

「この子はよく噛まないんです」というご相談が増えています。割り箸などを横にして、それほどの力は入れずに噛み続けてみてください。顎がすぐに疲れるはずです。口腔機能発達不全のお子さんは噛み続けられないことが多いのです。

⚠️ 必ず親御さんの目が届く範囲でなさってください。転倒などの危険を防ぐため、お子さんから目を離さないようにしましょう。

チューイングブラシで噛む力を鍛えるトレーニングのイラスト

🔸4. ブクブクうがいで鍛える「お口の筋力」

当たり前のブクブクうがいができないお子さんが増えていると言われています。入浴時の遊びの一つとしてぜひチャレンジしてみてください。たかが「うがい」と侮ることなかれ、です。

ブクブクうがいでお口の筋力を鍛えるトレーニングのイラスト(1)
ブクブクうがいでお口の筋力を鍛えるトレーニングのイラスト(2)
ブクブクうがいでお口の筋力を鍛えるトレーニングのイラスト(3

🔸5. 楽しみながら「口唇閉鎖力」を養う遊び

最近は口笛が吹けない方が多くなっているそうです。それだけ口唇閉鎖力が弱まっているとも言えます。紙風船・吹き戻し・笛ラムネなど「口遊び」を通して、遊びの延長でお子さんの口唇閉鎖力を鍛えてみましょう。

紙風船で口唇閉鎖力を養う遊びのイラスト(1)
吹き戻しで口唇閉鎖力を養う遊びのイラスト(2)
笛ラムネなど口遊びで口唇閉鎖力を鍛えるイラスト(3)

🔸6. 舌の力を育む「ベロのトレーニング」

お子さんが水をゴックンと飲む時のホッペタの動きに違和感を感じませんか?お口の機能は噛むだけではありません。嚥下(えんげ)という飲み込む動作も重要です。ベロの動きが悪くてうまく飲み込めないお子さんが増えており、放置すると将来的に口腔機能低下症に至ることもあると言われています。

舌の力を育むベロのトレーニングのイラスト

🔸7. 正しい舌の位置を覚える「ベロで音出しトレーニング」

舌は筋肉の塊です。筋力が弱まると舌全体がダラーンと垂れ下がる「低位舌」を引き起こします。これが歯並びの異常や、将来的な睡眠時無呼吸症候群の一因になることもあります。健康な舌は口蓋(上あご)にベッタリとくっついているのが正常です。「ベロでコンッ!と音を鳴らす」遊びで正しい舌の位置を覚えましょう。

ベロで音を出して正しい舌の位置を覚えるトレーニングのイラスト

よくあるご質問(FAQ)

Q. 口腔機能トレーニングは何歳から始めればよいですか?

早ければ早いほど効果的で、3〜4歳頃から取り組めるものがほとんどです。乳歯が生えそろう3歳前後を目安に、遊び感覚で始めるのがおすすめです。気になる症状があれば年齢に関わらずお気軽にご相談ください。

Q. 自宅でのトレーニングだけで改善できますか?

軽度の場合はご家庭でのトレーニングで大きく改善することがあります。ただし歯並びへの影響が出ている場合や症状が強い場合は、プレオルソ治療など専門的なアプローチが必要です。まずはご相談ください。

Q. 「あいうべ体操」は毎日続けないと効果がありませんか?

継続が大切です。食後に10回・1日30回を目安に続けることで舌の筋力がつき、自然に口を閉じられるようになります。1〜2か月継続すると変化を感じやすいと言われています。

Q. お口ポカンと歯並びはどう関係しますか?

口が常に開いた状態では舌が上顎を押す力が弱まり、上顎の発育不足や歯列の乱れにつながります。また口呼吸は虫歯歯周病リスクも高めるため、早めの対処が重要です。

Q. 酒井歯科医院ではどのような指導を受けられますか?

口育士の資格を持つスタッフがお子さんのお口の状態を評価し、ご家庭でできる具体的なトレーニングをご提案します。りっぷるくんによる口唇閉鎖力の数値測定も行っています。


まとめ:お子さんの未来の笑顔は毎日の「遊び」から育まれます

口腔機能発達不全症」という難しい言葉に身構える必要はありません。大切なのは、お子さんが毎日楽しくお口を動かす習慣を身につけることです。その積み重ねが、将来の健康的できれいな歯並び、そして素敵な笑顔へと繋がっていきます。

当院では、口育士を取得しているスタッフが多数在籍しており、お子さんのお口の状態を丁寧にチェックしてご家庭でできるトレーニングを具体的にアドバイスしています。本格的な小児矯正治療を考える前にぜひ一度ご相談ください。

酒井歯科医院では、小児予防矯正(咬合育成)として、お子さんのお口の成長を総合的にサポートしています。虫歯・歯周病の治療から予防歯科まで幅広く対応する酒井歯科医院(いわき市中央台)に、お気軽にご相談ください。関連ページもあわせてご覧ください。

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執筆・監修歯科医

未来の笑顔は
毎日の遊びから育まれる