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歯科のトピックス

口腔機能低下症(オーラルフレイル)の対策方法

    日本歯科医師会の取り組み

    私も所属している日本歯科医師会の役割の一つに『啓蒙活動』ってのがあろうかと思います。
    各歯科医師が、自院にて目の前の患者さんに力説していくことをモチロン否定はしませんし私自身や当院スタッフも積極的に働きかけはしておりますが、効果的なのは個人での発言よりも歯科医師会という団体からの発信であり強い働きかけのようにも思います。

    そうすることでメディアに取り上げられたりすれば多くの国民の皆さんに『口腔機能低下症(オーラルフレイル)』の意味合いであり予防や対策を講じることの大切さが伝わるに違いありませんでしょう。

    基本機能の能力低下

    日々の臨床で接する患者さんは『むし歯』や『歯周病』を盛んに気になさいます。
    確かに機能低下を促しやすいそれらの回避も大事なのですが、乳幼児期の『発達不全』であり高齢域の『機能低下』に関しては数年前から保険導入までなされているのにほとんどの方が御存知ありません。
    我々が本来有する『話す・食べる(咀嚼)・飲み込む(嚥下)』といった基本機能の能力低下が叫ばれて久しいのに・・・です。(汗)

    身体を動かすことの意義に疑念を挟まれる方は少なかろうと思います。
    口腔もその身体の一部に他なりません。適度に動かし時には訓練しませんと正常な状態を維持しにくくもなりますでしょう。

    具体的な対策方法

    歯科医師会では『日歯8020テレビ』ってチャンネルをWeb上に展開しておりますが、その中の新作動画『早く気づいて対策を!オーラルフレイル』をこの度 公開したようです。
    この動画では、口の機能低下とその症状について例示し御自分でのチェック&対策法を説明しています。
    老いても口腔機能が低下しないよう、滑舌を良くしたり舌の力を鍛える必要性を伝えた上で、そのための具体的な口腔の体操を紹介しています。

    興味がお有りになる方、心当たりがお有りになる方は是非御確認下さいませ!

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    酒井直樹

    医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長 / 院長

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