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院長の研鑽

求められる口腔機能予防

    口腔機能の予防

    予防と言うと、一般的には『むし歯予防』とか『歯周病予防』が頭に浮かんでこようかと思いますが、最近はずんぶんと変わりまして『口腔機能の予防』ってのがメインに据えられて来たように感じます。

    お口の健康(健口)が健やかなる人生に関わって来ると言われ始めて久しい昨今。
    お子さんがまだお腹に居る妊娠期のステージ(0歳)から亡くなられる100歳超に至るまで・・・幼児期には口の機能を育てることが大事となり、高齢期のライフステージには口腔機能の減退(オーラルフレイル)を『防ぎ』、そして咀嚼を『守る』・・・可能なら『取り戻す』ことを考えて行かねばなりません。

    足腰の衰えと同時期に、残念ながら口腔機能も徐々に衰え始めます。
    気が付けば滑舌が悪くなり、嚥下に支障を来してむせたりするのがそれでありましょう。

    求められる的確なサポート

    患者さん御本人と歯科医院スタッフ一同によるサポートで、より良き口腔を育み維持出来るように求められる昨今です。
    北欧で言われる『ゆりかごから墓場まで』は社会保障制度の充実を形容する言葉かと思いますが、そこまでとは行かずとも、口腔機能発達不全を未然に防ぐことで良き歯並びとなるように導き、気が付きにくい舌口唇運動機能低下や嚥下機能低下に対しては的確なるサポートが出来るようでありたいと願います。

    まずは200ページに及ぶこの本『0歳から101歳へのシームレスなデンタルアプローチ ~健口が健康寿命延伸に活きる~』に目を通して更に学びを深めたいと考えております。

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    酒井直樹

    医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長 / 院長

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