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酒井歯科医院の専門治療

フッ素による虫歯予防

    当院は、「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」という認定を受けており、保険診療内で定期的なフッ素塗布(エナメル質初期う蝕管理)が可能です。
    フッ素塗布にはメリット・デメリットがありますが、効果的なフッ素塗布には守るべきルールがあります。ただ「塗っておしまい」というわけではなく、以下の諸点に注意する必要があります。

    ・綺麗な状態での塗布
    ・乾燥した状態での塗布
    ・適切な塗布時間

    フッ素塗布のポイント

    傷口に軟膏を塗る場合でも、傷口を綺麗にして十分に乾燥させてから数時間はそのままにする必要があります。同様にフッ素塗布も綺麗で乾燥した状態で行うことがポイントです。

    昨日も一歳半健診前のお子さんがいらっしゃいましたが、親御さんは理解していても、上記のように正しい方法で塗布することはままなりませんでした。
    無理に抑え付けて塗布すると逆に恐怖心を植え付けてしまい、そのお子様にとってはマイナスになってしまうことも考えられます。効果が出にくい可能性が高いため、否定はしませんが推奨も難しいように思います。

    フッ素は、小さなお子さんだけでなく大人の方も含めた口腔健康において非常に重要な役割を果たしています。以下にフッ素のメリットとデメリットをまとめてみました。

    ⚫ メリット ⚫

    エナメル質を強化し虫歯を予防する

    フッ素は、歯の表面に沈着しエナメル質を強化することができます。このため、虫歯の原因となる酸や細菌から歯を保護することができます。
    さらに、フッ素は歯表面の再石灰化を促進し、歯の再生をサポートすることができるため虫歯予防に非常に効果的です。歯磨き粉などに含まれるフッ素を使うことで、治療後も歯面を強化することができます。

    フッ素で虫歯予防①
    ⚫ デメリット ⚫

    過剰摂取はNG、摂取量の適正管理が必要

    フッ素は、過剰摂取すると歯の発育に悪影響を与える可能性があるため摂取量の適正な管理が必要です。過剰に摂取すると、歯が変色したり歯の表面に白い斑点ができたりすることがあります。フッ素を含む飲料や食品も過剰に摂取しないように注意が必要です。

    フッ素で虫歯予防②

    フッ素は口腔健康にとって非常に重要な成分ですが、適切な量で使用することが大切です。過剰な摂取や不適切な使用は健康に悪影響を与える可能性があるため、かかりつけの歯科医院で相談なさることをお勧めします。

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    酒井直樹

    医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長 / 院長

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