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2025年12月で健康保険証が廃止|マイナ保険証ご利用時の「電子証明書の有効期限」にご注意ください|酒井歯科医院

健康保険証の廃止とマイナ保険証のご利用について(電子証明書の期限切れにご注意ください)

いつも酒井歯科医院をご利用いただき、誠にありがとうございます。
国の医療DX推進に伴い、2025年(令和7年)12月1日をもって紙の健康保険証は原則使用できなくなります。今後は「マイナンバーカード(マイナ保険証)」、または「資格確認書」による資格確認が基本となります。

現行の健康保険証の廃止について

紙の健康保険証は、2025年12月1日で一律に廃止されます。その後は、

  • マイナ保険証(マイナンバーカード)
  • 資格確認書(マイナンバーカードを持たない方・手続中の方)

のいずれかで保険資格を確認する仕組みになります。


マイナ保険証をご利用予定の方へ(重要)

最近では、マイナ保険証で受診される患者さんが徐々に増えてきています。ですが、中には、「電子証明書の有効期限が切れており、受付でエラーが表示されてしまう」というケースが実際に発生しています。
(私自身も他医療機関受診時に同様の経験があります)


電子証明書の有効期限にご注意ください

マイナンバーカードには、以下の2種類の電子証明書が搭載されています。

  • ✔ 利用者証明用電子証明書(数字4桁)
  • ✔ 署名用電子証明書(英数字6〜16桁)

このうち、マイナ保険証として利用するために必要なのは「利用者証明用電子証明書」です。電子証明書の有効期限は、

発行日から5回目の誕生日まで(全年齢共通)

で、自動更新がされません。期限が切れると:

  • マイナ保険証として利用できない
  • マイナポータルにログインできない
  • コンビニ交付サービスが使えない

などの不具合が生じます。

有効期限の確認方法

1️⃣ マイナンバーカードの券面左下に記載
2️⃣ または、マイナポータルで確認が可能です。


万が一、有効期限が切れていた場合は?

有効期限が切れていた際には、以下のような扱いになります。

  • 期限切れから3カ月以内:マイナ保険証としては利用可能(資格情報のみ提供)
  • 3カ月を過ぎると:マイナ保険証として完全に使用不可

このとき、医療機関のカードリーダーには以下のようなエラー表示が行われます。

✔「電子証明書の有効期限が3カ月以内です」
✔「有効期限が切れています」
✔「保険証として使えません」

失効後は、お住まいの市区町村窓口で更新手続きが必要です。


マイナ保険証のメリット

より正確な診断・治療が可能に

同意の上で薬剤情報や特定健診情報を確認でき、重複投与防止や安全性向上に役立ちます。

窓口での手続きがスムーズに

限度額適用認定証がなくても、高額療養費制度における負担軽減が受けられます。
※マイナ保険証の利用登録は、当院設置の顔認証付きカードリーダーでも簡単に行えます。


マイナンバーカードをお持ちでない方へ

マイナンバーカードをお持ちでない場合は、保険者から資格確認書が交付されます。こちらでも従来どおり保険診療を受けられますのでご安心ください。


制度移行期のお願い

制度移行に伴い、ご不便をおかけする場面があるかもしれません。ただ、このシステム変更はより良い医療提供と安全確保のための重要な仕組みでもあります。電子証明書の有効期限をご確認のうえ、お早めの更新をお願いいたします。

ご不明点がございましたら、どうぞお気軽にスタッフへお声がけください。

医療法人SDC 酒井歯科医院
院長 酒井直樹

執筆・監修歯科医

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