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歯科のトピックス

大人の歯磨きはPG菌のコントロールが大事

    本日のNHKの夜8時頃からの番組『あしたが変わるトリセツショー』、毎回興味深く拝見してますが今宵のテーマは『オトナ仕様の歯みがき術★歯周病 & 虫歯シャットアウト!』でした。
    サブタイトルは以下の通りで・・・

    ▼大人には大人の歯みがきの仕方がある
    ▼ある簡単なポイントを抑えるだけで、歯周病&虫歯対策に!
    ▼歯のプロフェッショナルがこぞってお勧めするケア方法とは!?

    御存知でしたか? PG菌

    この業界では知らぬ者がいない予防歯科の権威・大阪大学歯学部の天野教授も出演され、実に分かりやすい解説をなさっていました。
    番組では、歯周病の大敵となるPG菌(ポルフィロモナス・ジンジバリス)の果たす負の役割に触れた他にも、以下のようなポイントが紹介されました。

    ・音がしないほどにソフトなタッチ細かい動きのブラッシング
    ペングリップが最適
    ・歯ブラシの硬さは普通がベスト
    ・プロの手による定期検診が重要で、年に3~4回の受診が一般的
    ・普通の歯磨のプラーク除去率は60%、フロス使用で80%に向上
    ・フロスはブラッシングの前に使用する

    習慣を変えるのは難しい(泣)

    難しいのは、幼少期から身に付いてしまったクセ(習慣)を変えること・・・だそうです。
    実際には私自身も気が付くと力任せで雑なブラッシングをしてしまうことがあり、反省しきりでもありました。


    写真は昨夜の『新人衛生士さん歓迎会』の様子です。プロ・ケアの提供の担い手として活躍していただけることを期待しています!

    酒井直樹

    医療法人SDC 酒井歯科医院 理事長 / 院長