はじめに:私たちが、カメラの前に立ち続ける理由
今から数年前、私たち酒井歯科医院では、スタッフと共にたくさんの動画を撮影しYouTubeで情報発信することに夢中になっていた時期がありました。
プロが作ったような洗練されたものではありません。院長である私が、四苦八苦しながら画像加工・動画編集を覚え、スタッフの協力を得て手探りで作った少し手作り感のある動画たちです。
この記事では、そんな懐かしい動画を振り返りながら、なぜ私たちが、なかなか慣れないカメラの前に立ち情報発信を続けるのか・・・・その背景にある、私たちの「チーム」としての想いについて少しお話しさせてください。
時代の変化に対応し、常に「最善」を届けるために
歯科医療の世界は、まさに日進月歩。ほんの10数年前には、お口の中を3Dカメラでスキャンし、その日のうちにセラミックの歯をコンピューターが削り出して作製する・・・なんてことは想像もできませんでした。
当院が、先進のCAD/CAMシステムである「セレック」を初めて導入したのは2013年のことです。現在では2代目の「プライムスキャン」という、さらに高性能な機種がインプラント治療も含め、毎日の臨床で欠かせないパートナーとして大活躍してくれています。
こうした新しい技術のメリットや、治療の流れをどうすれば患者さんに分かりやすく伝えられるだろう?・・・そう考えた私たちが始めたのが動画による情報発信でした。
【動画で見る】先進のセラミック治療「セレック」
以下の2本の動画は、当時、スタッフの協力のもとで撮影・編集したセレック治療の解説動画です。少し古い情報もありますが、私たちの取り組みの歴史としてご覧いただけますと幸いです。
医院の「素顔」を、正直にお伝えしたい
私たちが動画で伝えたいのは、治療の技術だけではありません。むしろ、それ以上に伝えたいのが、医院の「雰囲気」やスタッフの「人柄」といった私たちの“素顔”です。
ホームページやSNSを充実させるために、院内では時折、写真撮影会を企画しています。その様子を動画にまとめたものがこちらです。
【動画で見る】チーム酒井歯科医院の撮影会の裏側
お気づきでしょうか。これらの動画は、私が「こういう動画が欲しい」とお願いすると、スタッフたちがいつも嫌な顔一つせず、楽しみながら撮影に協力してくれるからこそ作ることができるのです。
最高の治療は、最高のチームから
日々の研鑽を怠らず、新しい技術を学び続ける「真摯さ」。そして、医院をより良くするために全員で楽しみながら協力する「最良のチームワーク」。
この2つが揃って初めて、患者さんに最高の医療サービスが提供できると私は考えております。
少し昔の愛着のある動画たちを振り返りながら、素晴らしいスタッフに恵まれたことへの感謝の気持ちを改めて強くしました。これからも「チーム酒井歯科医院」一丸となって皆様の健康をサポートしてまいります。
執筆・監修歯科医
このチームだから
伝えられる想いがある
理事長・院長
酒井直樹
SAKAI NAOKI
経歴
- 1980年 福島県立磐城高等学校卒業
- 1988年 東北大学歯学部卒業
- 1993年 酒井歯科医院開院
- 2020年 医療法人SDC設立 理事長就任
所属学会・勉強会
- 日本臨床歯科CADCAM学会
- 日本顎咬合学会
- 日本口育協会
- 日本歯科医師会
- 日本歯周内科学研究会
- ドライマウス研究会