はじめに:「安心」こそが全ての医療の土台です
新型コロナウイルスの流行を経て、医療機関における「感染対策」への関心はかつてなく高まりました。
私たち酒井歯科医院は、この未曾有の事態に対し徹底した対策を講じてきたことはもちろん、それ以前から、そして、これからも変わることなく全ての患者さんが心から安心して治療を受けられる最高水準の衛生環境を維持することをお約束します。
このページでは、私たちが、あなたの「安全」を守るために具体的にどのような対策を講じているのか、その舞台裏の一部をご紹介します。
(※ 動画中の「か強診」は、2024年以降は「口管強」に名称変更されておりますが、モチロン取得しております)
当院の「感染対策」を支える3つの徹底
私たちは、感染のリスクとなりうるあらゆる経路に対して多角的な対策を講じています。
①「器具」に対する徹底 ― 交差感染を防ぐ滅菌システム
患者さんのお口の中に直接入る治療器具は、感染対策のまさに心臓部です。
✅ オートクレーブ(高圧蒸気滅菌器)
治療に使用するミラーやピンセットといった基本器具は、患者さんごとに全て交換し高温・高圧の飽和水蒸気によってあらゆる細菌やウイルスを完全に死滅させる「オートクレーブ」で徹底した滅菌処理を行っています。

✅ ハンドピースの徹底滅菌
歯を削るドリル(ハンドピース)は、内部の構造が非常に複雑です。当院では、専用の自動洗浄・注油・滅菌システムを使い、内部の隅々まで確実に洗浄・滅菌されたものを患者さんごとに必ず交換しています。

✅ ディスポーザブル製品(使い捨て)の活用
コップやエプロン、医療スタッフが使うグローブなどは、衛生面を最優先し、全て患者さんごとに使い捨てるディスポーザブル製品を徹底しています。
当院は、これらの厳しい基準をクリアし、厚生労働省から「歯科点数表の初診料の注1に規定する施設基準(旧:外来環)」の認定を受けています。

✅ スリッパも常に清潔に
当院では、患者さんに履いていただくスリッパも、一足ずつ殺菌灯付きの専用ディスペンサーで滅菌・管理しております。見えない部分まで衛生管理を徹底します。
②「飛沫」に対する徹底 ― 強力な口腔外バキューム
歯を削ったりクリーニングをしたりする際には、目に見えない細かい粉塵やウイルスを含んだ飛沫(エアロゾル)が空気中に飛散します。当院では、全ての診療ユニットに強力な「口腔外バキューム」を設置しています。
これは、治療中に飛散するエアロゾルを、患者さんのお口の外で瞬時にそして強力に吸引する装置です。院内の空気を常にクリーンに保ち、飛沫感染のリスクを根本から断ち切ります。

③「スタッフ」に対する徹底 ― 健康管理と教育の継続
どのような設備も、それを使う「人」の意識が低ければ意味がありません。当院では、スタッフの毎日の健康チェックはもちろん、感染対策に関する最新知識を学ぶための定期的な研修会を継続して実施しています。患者さんごとにグローブやマスクを交換するといった基本的な動作の徹底も言うまでもありません。
患者さんへのお願い
万全の体制を整えておりますが、さらなる安全のため、発熱や咳などの風邪の症状がある患者さんはご来院の前にお電話(0246-31-1000)にてご一報いただけますようご協力をお願い申し上げます。
私たちの「安全へのこだわり」に終わりはありません
安全であること。それは、医療機関にとって特別なことではなく「当たり前」のことです。
私たちは、その「当たり前」のレベルを常に社会が求める最高の水準に維持し続けることをお約束します。どうぞ安心して私たちにあなたのお口の健康をお任せください。
執筆・監修歯科医
安全に妥協しない
それが私たちの誇り
理事長・院長
酒井直樹
SAKAI NAOKI
経歴
- 1980年 福島県立磐城高等学校卒業
- 1988年 東北大学歯学部卒業
- 1993年 酒井歯科医院開院
- 2020年 医療法人SDC設立 理事長就任
所属学会・勉強会
- 日本臨床歯科CADCAM学会
- 日本顎咬合学会
- 日本口育協会
- 日本歯科医師会
- 日本歯周内科学研究会
- ドライマウス研究会