「よく分からないまま、治療が終わってしまった」・・・そんな経験はありませんか?
専門用語ばかりで、何をされているか分からないまま歯を削られてしまった・・・。
質問したかったけれど、先生が忙しそうで結局 訊けずじまいだった・・・。
過去の歯科治療で、そんな不安や不満を感じた経験をお持ちの方は少なくないかもしれません。 私たちは、どんなに優れた治療技術も、患者さんの「納得」なくしては、本当の意味で成功とは言えないと考えています。
このページでは、酒井歯科医院が患者さんとの「対話」と「情報共有」を何よりも大切にし、そのために具体的にどのような取り組みを行っているのか、その舞台裏をご紹介します。
① 診療室で ―「見て、納得」のカウンセリング
まず、治療の基本となるのが、診療ユニット(チェア)サイドでのあなただけのカウンセリングです。
あなたのお口の中を、iPadに映し出して
当院では、高画質の口腔内写真撮影用カメラで、治療前のお口の中の状態を乳幼児を除くほぼ100%の方に撮影させていただいております。そして、その撮りたての鮮明な写真を、iPadの画面に映し出し、あなたと一緒に見ながら現在の状況をご説明します。必要であれば、写真に直接書き込みをしながら「ここの部分に、こういう問題が起きています」と視覚的に分かりやすくお伝えします。

当院サイトの「解説ページ」も教材です
例えば、フッ素塗布を行う際には、当院のウェブサイトにあるフッ素の解説ページをiPadでお見せしながら、「今から行う処置にはこういう科学的な根拠とメリットがあるんですよ」ということを解りやすくご説明します。
② 待合室で ―「待ち時間」を「学ぶ時間」に
治療前の少し緊張する待ち時間。その時間を、お口の健康について楽しく学べる機会に変えるための工夫も凝らしています。
映像で学ぶ、お口の健康情報「e-haTV」
待合室に設置されたモニターでは、専門の医療情報チャンネル「e-haTV」の分かりやすい解説動画を常に放映しています。様々な治療法や予防に関する知識を映像で自然に学ぶことができます。
持ち帰れる知識「いい歯通信」
「e-haTV」のコンテンツと連動した当院オリジナルのニュースレター「いい歯通信」も定期的に発行・配布しています。ご自宅で、ご家族と一緒にお口の健康について考えるきっかけにしていただければ幸いです。


③ お会計・お帰りの際に ―「忘れない」ためのひと工夫
「診療室ではしっかり説明を聞いて納得したはずなのに、家に帰ったら内容を忘れてしまった・・・」
そんなことがないように、当院では、お帰りの際にあなただけの「お持ち帰り資料」をご用意しています。
あなた専用の「QRコード付きカード」と「解説パンフレット」
例えば、今日、あなたに「TCH(歯列接触癖)」のお話をしたなら、受付ではTCHの解説が書かれた当院オリジナルの三つ折りパンフレットと、そのTCHのウェブページに直接飛べるQRコードを印刷した名刺サイズのカードをセットでお渡しします。


これにより、ご自宅でも、いつでも、何度でも、ご自身のペースで今日お伝えした情報を正確に復習していただくことができます。また、全ての配布物は、単なる白黒のコピーではなく少しでもポジティブな印象を持っていただけるよう、カラフルで質の高いデザインを心がけています。


そして、何よりも大切なこと ― 医院全体であなたをサポートします
治療に関する最終的なご説明は、もちろん院長である私が行います。 ですが、私たちは、歯科衛生士も歯科助手・受付も全員が患者さんの質問に的確に答えられる高いレベルの知識とコミュニケーション能力を持つプロフェッショナルチームであると自負しています。
「先生には、忙しそうだし、なんだか緊張して聞きそびれてしまった」・・・そんな時は、どうぞ、ご遠慮なく近くのスタッフに声をかけてください。 「院長には聞きにくいけど、衛生士さんになら・・・」大歓迎です。

医院の誰に、いつ、どんな質問をしても、同じレベルの質の高い答えが返ってくる。 医院全体が、あなたの「知りたい」という気持ちのサポーターです。
執筆・監修歯科医
同じ目線で
一緒にゴールを目指す
理事長・院長
酒井直樹
SAKAI NAOKI
経歴
- 1980年 福島県立磐城高等学校卒業
- 1988年 東北大学歯学部卒業
- 1993年 酒井歯科医院開院
- 2020年 医療法人SDC設立 理事長就任
所属学会・勉強会
- 日本臨床歯科CADCAM学会
- 日本顎咬合学会
- 日本口育協会
- 日本歯科医師会
- 日本歯周内科学研究会
- ドライマウス研究会