PRO予防矯正・アクティビティで鼻呼吸へ-いわき市(中央台)の歯医者なら酒井歯科医院 │ラパーク最寄り

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診療時間:9:00~12:00/13:30~18:00 休診日:木曜、日曜、祝日

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PRO予防矯正、そして求められるアクティビティ

PRO予防矯正とは?

PRO予防矯正

PROとは、Posture(姿勢・型)、Respiration(呼吸)、OralAppliance(矯正装置)という治療に欠かすことが出来ない3要素のキーワードの頭文字を取ったモノ。
この3文字に予防矯正という『悪い歯並びを予防する』コンセプトを繋げてPRO予防矯正というネーミングが生まれたそうです。
PRO予防矯正は、お子さんの口腔周囲の健やかなる発育のために考案された小児予防矯正の一手法となります。目的とするのはアクティビティでマスターする鼻呼吸であります。



 

アクティビティとは?

上記のPRO矯正の中で中心を担うのが筋機能療法(MFT)であります。更に進化させた口腔機能発達トレーニングであるアクティビティを絡めて口腔育成に取り組んで参ります。

具体的には鼻呼吸のマスターを目指します。歯並びと呼吸法・・・実は密接に繋がってるって御存知でしたでしょうか?


合わせて歯並びを悪化させる不良習癖の排除もして参りましょう。

舌や唇の癖の改善がポイント!

『歯が抜けてしまったところが気になって舌でいじる』とか『歯を舌で常に押す』とか『舌や唇をいつも噛んでる(弄舌癖・弄唇癖)』といったような癖は、本来の舌と歯と口唇の絶妙なる力のバランスを崩し、歯並びを悪くすると言われています。
そういった舌や唇の悪い癖を改善し、本来の力関係(舌・歯・唇)を整える効果があるのがアクティビティ(お口のトレーニング)であります。

良くない癖の歯並びへの影響

不良習癖によってもたらされる悪影響

出っ歯(上顎前突)』受け口(下顎前突)』開咬(上下前歯の隙間)』は、遺伝的要素のみならず下唇を噛んだり、口呼吸をしたり、舌を噛んだり指しゃぶり(吸指癖)でも生じて来ると言われます。
お子さんの歯並びは写真の様になってはおりませんでしょうか?


次の断面のイラストで御確認下さい。歯はわずか5~10gの微弱な力でもそれが瞬間的なモノでなく持続的に加わることで動くと言われます。考えてみたら矯正治療そのモノがそのメカニズムを利用して微弱な力を常に加え続ける事で成り立ってるのですからご理解もいただけますでしょう。
これを排除するのがアクティビティの目的でもあります。


舌・唇の絶妙なバランスが大事

PRO予防矯正とアクティビティで悪い歯並びって予防出来るの?

むし歯歯周病の予防だけでなく悪い歯並びも予防することが出来ると言われるようになりました。そのためには下記の要素のチェックを欠かすことが出来ません。

<悪い歯並びを予防するために>

  • の位置は低すぎないか?
  • 姿勢の改善はどうでしょう?
  • 鼻呼吸の定着は出来てますか?
  • お口の周囲の筋肉の正しい発育が必要です

  • 歯並びを悪くしてしまう要素

親御さん・ご家族の皆さんには、お忙しい中かとは思いますが、当院でお渡しするステップ毎のカードからQRコードを読み取っていただいて数ヶ月掛けてお子さんの筋機能療法(MFT)のためのアクティビティ(口腔育成・口腔機能発達トレーニング)を行う時間を作っていただきたく存じます。

正しい歯並び

『歯並びは遺伝じゃないの?』・・・親子ですから顔だの声がどうしても似て来るように歯並びもそう言った要素が当然関わって来ますでしょう。
ただ昨今では、歯並びや噛み合わせは遺伝的な要素と言うよりはむしろ上記の様な間違った舌の位置嚥下口呼吸などの悪習癖が原因なのではないかと言われるようになりました。

たとえ、遺伝的な要素があったとしても、できるだけ早期に正しい嚥下・呼吸習慣を獲得させてあげれば正しい歯並びになる可能性は十分に期待出来ます。


舌の位置を改善出来るだけで出っ歯が改善します。

言い方を変えると成長してからだと改善は難しいのと、矯正によって改善したとしても根本的原因の解決ではないので後戻りもしやすくなってしまうのです。 親子で一緒にアクティビティに取り組む事で親子の関係性を深め、心の発達にも役立ち、加えて悪い歯並びを確実に予防するという観点からも大いに役立つモノと考えて居ります。

PRO予防矯正のアクティビティってナニをするの?

現代型食生活の悪影響として生じている筋肉の不調和顎の発育不全を改善するためには、筋機能療法(アクティビティ)を毎日コツコツと行うことが不可欠になります。
このアクティビティはバイオセラピーと称されたりもしますが、どちらもその狙いは食育であったり悪習癖などの生活習慣の改善にある点で同様かと思います。
考えてみたら、幼児期にいわゆる『口遊び』ってしなくなりましたよね? 口笛が吹けない、ロウソクの火が消せない・・・そんなお子さんが珍しくない状態になりました。弱まった口腔周囲諸筋群が原因となって歯並び不正を引き起こす事が広く知られるようになって参りました。


食環境が激変する現代

食卓に並ぶ食材はいかがでしょうか? 思いっきり大きな口を開けて丸かじりしたり、容易に飲み込めないような食材をお子さんに提供されてましたでしょうか?
加えて本来なら噛むことで自然と出て来る唾液によって飲み込める状態になるはずなのに、飲み物で流し込むようなことをなさったりはされてませんでしょうか?
それらが口腔機能の発達不全を引き起こすポイントとなるようです。


受け皿である顎が小さいと歯は並びません!

ただそれらを一気に改善させることは容易ではありませんでしょう。それ故に当院で紹介するアクティビティで筋肉や顎の発育不全を補っていただけると宜しいように思います。
医院スタッフと共に親御さん・ご家族と協力してお子さんの口腔の健やかなる成長を御支援させていただきます。


段階を追ったアクティビティの実施

PRO予防矯正のアクティビティ動画

お渡しするカードには、段階に応じてのアクティビティが紹介されています。QRコードを読み取って是非取り組んでみて下さい。
順番にこれらに取り組む事で正しい位置に舌が落ち着き、合わせて鼻呼吸の刺激により上顎がしっかりと発育すると言われてます。それにより広くなった上顎に歯は綺麗に並ぶようになるのです。


効果がすぐには現れないのが欠点

正しい飲み込み方、お口の周りの筋肉の使い方、全身的な姿勢の改善がその成長を支えると言われております。毎日数分間のアクティビティがお子さんのお顔の立体的な成長を促し、良き影響を間違いなく与えてくれます

こういった地道な取り組みは、同じ年齢のお子さんに全く同じように取り組んでもらっても残念ながら同じ効果が得られるとは限りません。
ですが、当たり前ですが舌や口唇の運動ですからは全く無くだけが得られる治療法である事は疑いようがありません。

歯並びは遺伝的要素だけでは無いの?

歯列は常に舌・口唇・頬から圧を受けています

良い歯並びや咬合の安定には口腔周囲の筋肉の絶妙なるバランスが保たれていることが求められます

歯の生え替わり

筋力が乏しければどんな方であってもバランスを崩してしまいますでしょう。乳歯の萌出から永久歯への生え替わりの大事な時期に、諸筋群のアンバランスによって歯は正しい位置に並びたくとも並べなくなってしまうのです。それ故に噛み合わせも安定しなくなります。
しっかり噛めなければ、食べ物はほぼ丸呑み状態になってしまいます。私にはそれが良いとは思えないのです。(泣)

『よく噛んで食べなさい』には意味がある

昔から言われるこの言葉には意味があるはずなんです。よく噛まないことで幼少期から胃腸に負担が掛かることは避けねばなりません。長い目で見れば体の健全なる成長にも支障を来しますでしょう。
お子さんに寄り添い、一緒に試みていただくことで間違いなく良き結果に繋がります。より良き未来のために頑張って参りましょう!

PRO予防矯正に欠かせない鼻呼吸の優位性とは?

我が家の子供達もそうだったのですが、10歳までの間に習い事・・・水泳だのピアノだの絵画だのってのを身に付けさせようとしたものです。
多くの御家庭もそうだと思います。「運動は体に良い」、「将来のために」、「子どもの才能を伸ばしたい」と考えてそうするのが親心ってヤツでありましょうか。

鼻呼吸をマスターした素敵なお顔立ち

そういった習い事はモチロン否定されるようなモノではありませんが、健康的でお顔付きも良くて勉強も出来るような魅力的な子供さんにするには、実は口呼吸(お口ポカン)ではなく、鼻呼吸を身に付けることで高い集中力を身に付けさせることの方が大事かと思います。
子ども達の未来を輝かせるために、お口を閉じて鼻で深い呼吸をする事は一生モノであり欠かすことが出来ません。
「舌の位置、呼吸、嚥下、唇を閉じる」といった、 幼児期にキチンと学習しないと生涯 身に付かない習慣をマスターさせることもまた非常に大事だろうと考えます。

癖がそのままだと後戻りが心配

歯並びが悪くなったので矯正・・・のような対症療法だと、根本的な原因の解決がなされない状態ですのでどうしても矯正しても写真の様に後戻りすら生じてしまうのです。(泣)
考えてみますれば、お口ポカンの野生動物は見かけないと思います。人もまた本来は鼻で呼吸をする動物です。鼻で呼吸することで得られるメリットは・・・

<鼻呼吸のメリット>

  • 空気中の汚れを鼻で鼻で除去して体内に入らないようにし病気を防ぐ
  • 肺に入る前に適温に温め加湿する
  • 適度な圧がかかり肺の隅々にまで空気が入りやすい(腹式呼吸)
  • 副交感神経優位になり身体や心を回復させる

これらは人間の体にそもそも備わっていた優れた機能ではありますが、最近は口で呼吸をして居る方が増えて来ており、特に学童期の子供さんでは実に6割のお子さんが口呼吸をしていると言われてます。

口で呼吸をするとどうして良くないの?

口で呼吸をするとどうして良くないのか・・・・下記の様なマイナス面が挙げられますでしょうか?

<口呼吸のデメリット>

  • 鼻の機能が使えなくなる
  • 空気の汚れや雑菌が濾過されずに身体に入り病気になりやすい
  • 空気が外気温の状態でしかも乾いたまま肺に入るので、肺の負担となりやすい
  • 短くて浅い胸式呼吸になり、交感神経優位の状態が続き、身体や心が安まらない
  • 口呼吸の弊害

口で呼吸することは、口腔周囲に次のような副次的な症状をもたらすと言われています。

<口腔周囲への悪影響>

  • 唇や舌の機能異常により、顎の発達や歯並びに悪影響を及ぼします
  • 顎が十分に育たず、歯が並ぶスペースが確保出来ません
  • 前歯だけが前に出てしまい、お顔全体に影響します
  • 唇がしっかり使われないことで口唇の形が悪くなります
  • 顔面全体の表情筋が発達せずに表情が乏しくなります
  • 食べ方が下手になり、周囲の視線が気になるようになります
  • 周囲を不快にさせる食事中の咀嚼音

  • 口腔内が乾燥すると唾液による殺菌作用が減退しますので、むし歯歯周病口臭の原因になります
  • 口で呼吸しやすい猫背の姿勢になりやすく、背中が曲がりお腹が緩んだ姿勢になります
  • 口呼吸の兆候のひとつである猫背
  • いびきや睡眠時無呼吸に繋がります
  • イビキをかく子供

口呼吸は、お顔の作りから全身の健康、人とのコミュニケーションに至るまで多岐に渡る問題の原因になります。口と鼻は食物や空気など人間が必要とするあらゆるモノの入口ですから、生涯に渡っての健やかなる発育をもたらしたいモノです。

今しか出来ないこと!

残念ながらこれらの成長は0~5歳の乳幼児期5~12歳までの学童期でなければ効果が見込めません。中学生以降には成長や発達を促せませんので必然的に成長過程途上での改善が図れないのです。
アクティビティに取り組む事でしっかりとした呼吸を学び獲得させて、お子さんにとってストレスの少ないより良き未来をプレゼントしたいモノであります。


歯科医師・酒井直樹

執筆・監修歯科医

医療法人SDC 酒井歯科医院

院長 酒井 直樹

経歴

1980年 福島県立磐城高等学校卒業
1988年 東北大学歯学部卒業
1993年 酒井歯科医院開院
2020年 医療法人SDC 設立