口腔がん検診-いわき市(中央台)の歯医者なら酒井歯科医院 │ラパークいわき最寄り

いわき市(中央台)の歯医者なら酒井歯科医院におまかせください

0246-31-1000

診療時間:9:00~12:00/13:30~18:30 休診日:木曜、日曜、祝日

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口腔がん検診

口腔がん検診について

酒井歯科医院は口腔がん検診を始めました。
専門医のチェックが受けられる画期的なシステムです。
日本では残念ながら毎年約7,000人が口腔癌(咽頭含む)で亡くなられています。

口腔癌をご存知ですか?舌や頬の粘膜など主に口の中にできる癌のことです。

舌にできる舌癌、歯ぐきにできる歯肉癌、頬の内側にできる頬粘膜癌などがあります。喫煙や尖った歯などの刺激により発症すると言われることもあります。実は、初期の口腔がんは痛みや出血がなく、口内炎や歯周病と勘違いして放置してしまうケースが少なくありません。2019年冬に報道された芸能人・堀ちえみさんの「舌癌公表」に関しても、進行させてしまった原因は「口内炎との見誤り」でした。口腔癌もむし歯と同じ早期発見・早期治療が大切です。

当院は現在、福島県内で唯一口腔がん検診が実施できる歯科診療所です。

口腔がんとは?

口腔がんとは口腔領域内にできる癌のことで、できる部位により舌癌・歯肉癌・口底癌・頬粘膜癌などと呼ばれます。他の癌と同様、原因は飲酒喫煙などの生活習慣、大きな鋭縁を伴うむし歯の放置による口腔粘膜への持続的な刺激、口の不衛生などが原因です。
日本の口腔がんの死亡率は、なんと46.1%にもなり、これは、胃がんや乳がんを大きく上回っていて、日本は先進国の中でも口腔癌による死亡者数が年々増加しているのです。

その原因は、残念ながら認知度の低さにあります。口腔がんはがん全体の数%であるため、日本ではがん検診をやっていても口腔癌まで確認することは少ないのです。また初期の症状は…
・ただの口内炎だと思っていた
・痛みがないので放っておいた

などの理由から発見が遅れ、手遅れになるケースが非常に多くなっています。口腔癌の種類は、こちらのコラム『あって欲しくない「口腔癌」の見分け方』で取り上げました。ご覧ください。

口腔がん検診の基本的な流れ

口腔がん検診は、患者さんのお口の中を隅々までチェックします。お口の中を全てチェックする事で、患者さんが自覚できない病変を見つけられます。
また、口腔がんは発見が遅れることで患部を大幅に切除しなくてはならなくなり、発声や発音に障害が残る可能性が非常に高まります。

それでも早期発見・治療さえできれば切除範囲はごくわずかになる為、障害は残らないケースが多いようです。定期的に検査をし、口腔がんの早期発見と治療を実現しましょう。口腔がんは早期発見・治療ができれば命を落とすケースは少ないことを覚えておいていただきたいです。
2018年に放送された日本テレビ『ザ・世界仰天ニュース!』でも取り上げられましたが、凄まじい審美トラブルと命を奪われる疾病である事をご理解いただければと思います。

1. 問診票への記入

受診同意書のご確認後に、詳細な問診票への記入(またはスタッフが伺います)をお願いしています。 家族歴や既往歴など、その方が口腔がんになる要素がどれくらいあるのか判断するために、生活習慣等についてご記入いただきます。個人情報は如何なるケースでもしっかり守りますのでご安心ください。

2. 視診・触診・写真撮影

一般の歯科医にとって、「視診」で判断が付くものばかりではありません。明らかに粘膜の表層に口内炎様のトラブルや潰瘍があれば別ですが、ご本人が指さしてくださる部位に「触診」や「写真撮影」でも判別できず、何らの違和感を覚えないことも多々あります。(汗)
その場合は、基幹病院で下記の病理組織検査をお願いする事もあります。その点をご理解願います。

細胞診…がんが疑われる部位の表面組織を綿棒でこすり取り、顕微鏡でがん細胞であるかを調べ、がん細胞の種類・悪性度の判定を行います
組織診(生検)より診断を確実にするために、部分麻酔下で異常が見られる部位を小さく切り取り病理検査(生検)をします

3. 口腔内蛍光観察装置を使った写真撮影

口腔内蛍光観察装置でお口の中に青色光を当てて異常がないか観察し・撮影します。
口腔内蛍光観察装置は、特殊な光を照射して病変組織を発見できる装置です。検診時は、光を当てるだけで痛みは全くありません。
撮影時…特に舌の側縁部の撮影は舌をつまんで口腔外にグッと引っ張るようなことも行います。

4. ナビシステムを用いてデータ送信

異常を発見した場合、東京歯科大学の口腔外科専門医に、口腔健診ナビシステムを通じて即座に撮影した写真を送信し診断のサポートを依頼します。
※ナビシステムは、異常の疑いがある場合に遠隔で専門医のサポートが受けられる画期的なシステムです。

5. 報告書に基づく結果のお知らせ

結果を報告書にまとめ、それを元に口腔内の現状に関しお知らせいたします。電話でも構いませんし、報告書を患者さんと医院を繋ぐ「メディカルボックス」に入れておくことも可能です。私や口腔外科専門医から指摘があった場合は速やかに口腔外科の受診をお勧めすることになります。
このメディカルボックスは、従来の我々からの「一方通行の情報発信」から、「双方向のやり取り」へ進化した画期的なシステムです。当院はこういったデジタルツールをフル活用しています。

口腔がん早期発見の為に(日歯8020TV)

私が所属する日本歯科医師会で非常にわかりやすい動画を紹介しています。ご覧になってみてください。

口腔内に異常はありませんか?チェックしてみましょう!

口腔がんは、文字通り口腔内にできる癌のことです。他の癌との最大の違いは、視認可能、すなわち自分の目で確かめられる点です。ケースによりますが、極めて早い段階で発見できる可能性があるという事になります。まずはご自身の目で、定期的にお口の隅々をチェックなさってみてはいかがでしょうか?

国内の口腔がん発症者の全癌に占める割合は1~5%と言われています。発症部位は舌が約半数を占め、歯肉・頬部・口腔底部と続きます。舌癌は、ほとんどが側縁部の下側辺りに発症します。60代以上の方が多いですが、10~20代でも発症例があるようです。実際に私が臨床で遭遇した方は40代でした。

最大の原因は喫煙だそうです。1日5~10本以上を30年以上吸った方は、リスクが非喫煙者の4倍以上といわれます。加えて飲酒進行した歯周病も更にリスクを高めるようです。むし歯で歯が欠けたまま鋭縁が生じたり、歯並びの不正で歯列から舌側に飛び出している歯などもマイナス要素です。歯周病悪化で歯を喪失し入れ歯を装着…それが合わず舌や歯肉がこすれて炎症を起こしたところにも発生しやすいと言われています。

ご自身で口腔内チェックを行った時に下記リストの症状や状態が1つでもあれば、主治医に相談なさってみてください。

頬粘膜に赤や白に変色しているところがある
なかなか治らない口内炎がある
口内炎が同じ場所に何度もできる
腫れていたり、潰瘍やただれを起こしている
硬いしこりのようなものがある
詰め物や被せ物、むし歯がある箇所に傷や口内炎のようなものがある
入れ歯のバネが当たって傷になっているところがある

口腔がんの現状

口腔がん罹患者数は下のグラフの通り年々増加傾向にあります。
国立がん研究センターの最新情報によると、2018年の予測値は口腔・咽頭がんの罹患者数23,000人と公表されており、2008年の罹患者数(15,521人)と比較すると約7,500人増えています。

(図1 口腔・咽頭がん罹患者数)

今後我々が迎える超高齢化社会。死亡者数も増加傾向を辿り、そうなると希少がんとは言っていられない時代が到来するかもしれません。

(図2 口腔・咽頭がん死亡者数)

口腔内蛍光観察装置(ORALOOK)とは?

口腔内蛍光観察装置独自の青色スペクトラムは、口腔内軟組織の自然な蛍光発光に反応します。健康な組織は特定な蛍光発光パターンがありますが、病気や傷があるとパターンは見た目で判断できるほど変化するようです。

口腔内蛍光観察装置を使うことで、肉眼による目視で見逃しがちな変化に対応した幅広い口腔内の異変が発見可能です。

口腔内蛍光観察装置(ORALOOK)の観察例

口腔内蛍光観察装置(ORALOOK)が放つ特殊な光により健常粘膜は緑色に観察され、上皮異形成や口腔がんは蛍光を失い黒色に観察されます。
ただし、血腫や炎症性病変も蛍光ロスとして描出されるため、視診との併用、ノーマルな写真データの専門医による鑑別診断が欠かせません。

症例

口腔がん検診の費用

当院に受診してくださった方で、むし歯や歯周病チェックのためのレントゲン確認、推奨している歯周病検査・歯のお掃除等に応じていただける方は「無料」にいたします。
ただし、口腔がん検査だけを希望の方は完全自由診療(自費)の扱いになってしまうことをご理解願います。金額は一律5,000円(税別)でチェックさせていただきます。

◆年に1回は口腔がん検診を受けましょう◆