歯の治療にはどうしても痛みがつきもの…そうお思いの方が大勢いらっしゃると思います。
完璧なる無痛治療の達成は今でも困難を極めますが、現在は医療技術が向上して可能な限り痛みの少ない治療ができる様になっています。当院は機械による局所麻酔レーザー治療静脈内鎮静法(インプラント時に限る)など駆使し、むし歯治療からインプラント手術まで、可能な限り痛みの少ない治療をご提供する様に心掛けております。

痛みの少ない麻酔注射の4つのポイント

【1】事前の説明で不安を和らげる

治療前はどんな方でも緊張なさっています。無理もありませんね。逆の立場だったら私もまったく同様です。その状態で麻酔注射をしますとどうしても身体が硬くなり痛みが余計に強くなってしまいます。事前に患者さんにきちんと説明して可能な限り不安を取り除いてから麻酔をするように心掛けています。

【2】表面麻酔で痛みを軽減する

表面麻酔は麻酔注射をする前に使うジェルタイプの麻酔薬です。粘膜に塗って少し時間をおくと、歯ぐきの表面が痺れて針を刺した時の”チクっ”とした痛みが僅かながら軽減できます。

【3】極細針で痛みを抑える

イメージ通りかと思いますが、麻酔針が太いとどうしても痛みが強くなります。33G(直径0.25mm)の極細の針を使用して針を刺す時の痛みを可能な限り抑えます。

【4】電動麻酔器で注入時の違和感を緩和

電動麻酔器は電子制御の麻酔器です。薬の注入時の速度と圧力にムラがあると痛みや違和感が強くなると言われます。その点、電動麻酔器で一定の速度と圧力にコントロールしながらの長い時間を掛けての麻酔液注入は、注入時の痛み・違和感が軽減されるため、歯科治療によく使われています。四半世紀に渡り使ってるのでもう通常の麻酔には戻れません。

レーザー治療で痛みの少ない治療を実現!

レーザーは様々な種類がありますが、その多くは歯を削ることができません。その中でも唯一、歯を削るレーザーとして開発されたのが『Er:YAGレーザー』です。
このEr:YAGレーザーを歯に照射すると、水分が蒸発するため、水分を多く含んだむし歯も分解(蒸散)でき、むし歯部分を消失させます。麻酔を使わず治療ができ痛みや苦痛が軽減され、しかもピンポイントで悪い部分に限定して歯が削れます。そのため、当院では小さなむし歯治療は積極的にレーザーを使用しています。

静脈内鎮静法による痛みのない外科手術

静脈内鎮静法は、鎮静剤を点滴で静脈の中に入れる麻酔法です。局所麻酔をしても、外科手術時の痛みが心配という方も少なくありません。特に埋入するインプラントの本数が多かったり難症例だと尚更でしょう。そこで当院は、難症例のインプラント手術で術中の痛み・不安をコントロールする静脈内鎮静法をご提案しています。外部の口腔外科医に来ていただくので、当院にいながら静脈内鎮静法による手術が可能になりました。

静脈内鎮静法は鎮静効果が高く、点滴をするとウトウトしてきてリラックスした状態でインプラント手術が受けられます。健忘効果もあるので、手術に対する恐怖心を軽減できます。
(※ この静脈内鎮静法は、複数本数のインプラント埋入オペ時に限ります)

執筆・監修歯科医

医療法人SDC 酒井歯科医院の院長 酒井直樹

医療法人SDC 酒井歯科医院
  院長 酒井直樹

1980年 福島県立磐城高等学校卒業
1988年 東北大学歯学部卒業
1993年 酒井歯科医院開院
2020年 医療法人SDC 設立