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2017年2月11日

歯科医なら納得、「オーラルフレイル」

聞き慣れない言葉かと思います。
そもそも「フレイル」っていうのは、我々の体が「虚弱」・「老衰」・「脆弱」といったようなストレスに弱くなっている状態のことを指すようです。放置をせずに早期介入をすれば元に戻る可能性があると考えられている・・・そんな状態のことを指すんですね。
我々の親世代がそうですが、一般的に高齢者のフレイルは「生活の質を落とす」ことに止まらず、様々な合併症も引き起こしかねないという危険性を孕んでいることは周知の事実でもありましょう。

厚生労働省研究班の報告書に目を通すと・・・・

●『加齢とともに心身の活力(運動機能や認知機能等)が低下し、複数の慢性疾患の併存などの影響もあり生活機能が障害され、心身の脆弱性が出現した状態である』

と定義されているようですが、

●『一方で適切な介入・支援により、生活機能の維持向上が可能な状態像』

ともされているようです。

つまりは健康な状態・・・でも無いけど、かといって日常生活でサポートが必要な介護状態・・・でもない、その中間を意味するような状態が「フレイル」となりましょうか。
残念ながら多くの方はフレイルを経て要介護状態へ進むと考えられていますが、当たり前かとも思いますが若年者よりも高齢者において特にフレイルが発症しやすいことは明かなんだろうと思われます。

確実に高齢者が増えている現代社会において、「フレイル」の状態になるべく早く気付き、加療や予防策を講じて正しく介入することが大事なんでしょうね。

Reception.JPGさぁ~そこで「オーラルフレイル」です。「オーラル」は口のことを指しますから、これは「人は口の機能から老いる」という考えになりましょうか。
食べこぼしや噛み辛さ、飲み込みにくさ、喋りにくさ・・・・歯や口の機能低下に伴い我々人間そのモノの老化が進んでしまうという考え方であります。

「老い」は足元からだけで無く、口元からも忍び寄るんですよね。(泣)
お口の健康に関わる仕事に従事する我々がもっと対外的に情報発信していく必要性を痛感する昨今であります。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

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2017年2月 9日

唾液量の減少でこんな症状が・・・

私自身が薬の副作用で唾液量の減少化を経験したことがあります。いやぁ~辛かったですねぇ。ナニが酷いって言ったって喋るのが大変でありました。
普段はその存在を忘れるほどの「唾液」・・・ひと度出なくなればその存在のありがたみを痛感致します。私の場合には気が付いてからすぐに薬の服用を止めたので短期で済み事無きを得ましたが、御高齢の方で病的に、もしくは老化現象として自然に減少して来ると下記の様な困った事態を引き起こしかねません。

saliva2.jpg

よく「風邪は万病の元」なんて言いますが、「唾液の減少」もまた然り・・・なのかもしれません。口腔内のトラブルはモチロンのこと、消化器系のサイクルにも支障を来すことが知られています。

よく、口腔周囲をマッサージしたりして唾液の分泌を促すように言われますが、それを否定はしませんがもっと良いのはブラッシングと言われます。
何方も経験がお有りかと思いますが、長い時間ブラッシングをして居ると口の中は唾液が大量に溜まりますよね。「外部からのマッサージ」以上に「内部からの刺激」はてきめんに効果が上がると言えるんじゃないでしょうか。

一石二鳥となる長時間(目標10分!)のブラッシング。試みていただければ幸いです。

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2017年2月 7日

唾液にはこんな働きがあります

普段はその存在すら意識する事もありませんが、「親」だの「家族」だのと一緒で無くなる(出なくなる)と我々の身体は困った事態に追い込まれちゃうんですよね。(泣)

思えば、子供の頃(実は今でも)は、チョイとした擦り傷・切り傷だったら「唾を付けとけば治る」と言われましたが、実際に抗菌作用だの免疫作用だのがあるんですもん、先人の知恵はやはり正しかったんですね。

saliva1.jpg

この唾液と、食物をしっかり咀嚼して混ぜ合わせることで「消化の第一歩」が成立するってのが良く理解出来ようかと思います。

そう言えば、歯科医師会の当番で「1歳半健診」や「3歳児健診」に駆り出されますが、親御さんが「この子はヨダレが多くって困ります」と嘆いてるお子さんほどむし歯とは無縁なんですよ。
「ヨダレが多いのはとっても良いことなんですよ!」ってお伝えすると喜んでいただけるのでなるべくお伝えするようにして居ります。(^^)

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2017年1月22日

ドライマウスの方が増えてます

最近、多くの患者さんと接して居て感じる事があります。高齢化社会に伴って・・・ナンでしょうけれど、ドライアイならぬドライマウスの患者さんが増えた気がしています。御自身ではなかなかお気付きになれないかもしれませんが、ドライマウス・リスクの高い患者さんは・・・

● 『年輩の女性に多い』
● 『服用してる薬剤の種類が多いほどリスクが高まる』

と言われています。
原因としては、高血圧・糖尿病・腎疾患・シェーグレン症候群といった全身疾患や、降圧剤・抗炎症剤・鎮痛剤・抗ヒスタミン剤・抗うつ剤などの薬剤を服用中の方に多く発現するようです。また、加齢による筋力低下・口呼吸・ストレスなども原因になるので厄介だったりいたします。

対処法としましては、

① 喉の渇きを感じる前に水分補給を十分に。
② 香辛料等の刺激物やアルコール飲料の飲み過ぎといった食生活習慣の見直しを。
発泡剤入りの歯磨剤を避ける。
唾液腺を刺激する為、歯だけでなく歯肉・舌・頬粘膜といった軟組織を一緒にブラッシングしちゃう。

などが挙げられるようです。
oral-care.JPG口腔内の自浄作用・殺菌作用に優れた唾液量の減少は、むし歯や歯周病といった誘発トラブルの引き金にもなります。ご注意下さい。

(本文の内容は、ウェルテック株式会社様からいただいた資料「ドライマウスの予防と改善に」を参考に纏めてみました)

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2016年8月 7日

味覚は意外と曖昧なモノ

私も所属している日本歯科医師会から時折 一般向けの冊子が届くのですが、そこにとても興味深い話題が掲載されておりました。味覚に関してなのですが、仮に目隠しをしたままで料理を口にすると意外に「それがナニか?」を当てることは難しいという話でありました。論旨としては、

『味覚ってのは実に曖昧なモノで、人が持つ五感(視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚)の中では他の感覚に一番影響されやすい』


・・・・んだとか。一番敏感なのは嗅覚、すなわち「匂い」なんだそうです。言われてみればそうかもしれませんよね。風邪を引いて鼻がつまった状態で食事をすると確かに味を感じないことが多いです。臨床上、よく味覚がハッキリしなくなったという味覚障害なる訴えを耳にしますが、実は味覚の器官以外に原因がある事が多いという大学教授のお話でもありました。

味覚障害にはよく亜鉛不足も指摘されるのですが、これは通常の食事摂取状況下であれば必要量の8割は摂れるんだとか・・・。食品添加物によってこの亜鉛は失われることが多いので、添加物の多い食材(インスタント食品・加工食品)は避けるのがベターな様です。こんな事も書いてありました。

『食べ物の美味しそうな匂いが嗅覚を刺激すると強い食欲が湧いてくるように、人は五感すべてを総動員して食べ物を味わっています。歯触りや舌触りのほか、料理の見た目や周囲の音、食べる場所の居心地、食べ物にまつわる記憶、健康に効果的といった情報など・・・・。脳内では味覚以外の要素の方が大きなウェイトを占めていると言っても良いほどだそうです。』

ホントにそう思わされますよね。

222.JPG

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2016年7月16日

意識されにくい「ドライマウス」

日々の診療時にも、口腔内を拝見しただけではすぐにはその症状に気が付きにくいことがあります。一般的にドライアイなる単語はポピュラーですけど、実は唾液が少なくなることで口腔乾燥症・・・ドライマウスなる症状に悩まされてる方が多くいらっしゃいます。

下記の点、気になる方はいらっしゃいませんでしょうか?

● 最近、口臭が気になる
● 朝、お口の中がネバネバする
● 乾いた食品が食べづらくなった
● 何故か舌がヒリヒリする
● 以前に比べて入れ歯が擦れて痛い

この様な症状は、薬や病気などが原因になって起こるドライマウスの症状です。唾液が減りドライマウスになると、食べにくい、話しにくい、口の中が痛く感じられ、同時に唾液が減ることによって唾液による免疫機能が失われ虫歯が増えたりし易くなります。
原因は様々・・・・

● 薬による副作用
● 口呼吸
● 噛む回数が少ない
● 心理的要因
● 放射線治療

それらに対しての対策はなかなか難しいと言わざるを得ないのが現状ではないでしょうか。下記の点が挙げられますでしょうか?

● 水分補給を心掛ける
● よく噛む
● 適度に硬いモノも摂取する
● 唾液腺をマッサージしてみる
● 薬の副作用を意識してみる

drymouse.jpg私自身が薬の副作用でドライマウスになった経験があります。
痛くて説明時に会話することすら辛かった記憶があります。
実際に高齢の方で、夜間に口腔内が乾燥しすぎて痛みを覚え目を覚ましてしまうと仰る方もいらっしゃるほどなんです。

よく噛み、しっかり口腔を使うって大事な事なんですよね。
そうそう、ハミガキすると唾液が溢れてくるってのは何方も経験がお有りですよね?
ドライマウスを防ぎ、口腔内の湿潤状態を適度に保つという観点からしてもブラッシングは大事なように思えます。
ドライマウス・・・是非意識なさってみて下さい。

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2016年5月29日

歯の表面を覆うのは「エナメル質」です

明眸皓歯という言葉があります。

調べてみると、『美しく澄んだ目もとと白く美しい歯並びの意から美女の形容に用いられる。非業の死を遂げた楊貴妃を偲んで唐の詩人杜甫が作った詩の語で、もとは楊貴妃の美貌びぼうを形容した語。「眸」は瞳のことで「皓」は白くきれいなこと』と載っておりました。

明眸皓歯

この笑顔からこぼれる美しい歯・・・・話をしている時や食物を咀嚼している時、見え隠れしますよね。また、お顔の綺麗さにも大きな役割を果たしている歯。
その目に見える歯は、一般的には「歯冠部」と呼ばれる根以外の白い部分です。そして、その歯冠部の表面に当たるところがエナメル質と呼ばれています。

エナメル質はその主成分の多くがカルシウムであるため、歯のエナメル質は骨の一種だと思うかもしれませんが、実際は骨とは異なる成分からできています。
例えば、エナメル質は骨を構成するコラーゲンを含みません。また、身体のなかでは一番硬い部分であるにもかかわらず意外ともろく壊れやすいのです。
その役割と言えば下記の2点でしょうか。

① 象牙質や歯髄を外敵から守る

エナメル質は身体の中でも最も硬いと言われています。内部にある比較的に柔らかい象牙質や神経の集まっている歯髄(いわゆる神経)を外部の刺激や細菌から守ってくれます。

② 硬い食べ物を噛み砕く

エナメル質は水晶ほどの硬さがある組織とされています。その頑丈さが、咀嚼時に体内に栄養を運ぶために食べ物を噛み砕くという重要な役割を果たしています。消化の第一歩に大きな役割を果たしていると言えましょう。

日々の診療時にも良く感じますが、人間の躰って何処までも上手く出来ているんですよねぇ。

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2016年5月22日

口腔が受け持つ大切な咀嚼の役割

日々、口腔に関わる仕事に従事してるだけでなく、当たり前ではありますが私自身も口腔を使って食物を摂取しない日はありません。
たぶん、生まれたその日から「口腔」を使わなかった日は・・・・記憶にありませんです。(笑)

そんな口腔の諸機能の中で、漢字で書いてみなさいと言われても恥ずかしながら絶対に書けはしませんが、「咀嚼(そしゃく)」っていうのは実に優れた素晴らしい機能であります。

辞書を紐解けば下記の様な記載があります。

【咀嚼】・・・食べ物を歯で噛み切り、奥歯で砕き、飲み込むこと。人のそしゃく機能は奥歯が生えそろう3歳ごろまでに獲得される

口腔とはお尻にまで繋がる長い長ぁ~い消化器系の入り口です。
外界より食物を摂取して、噛み砕き味わい咀嚼し、良い按配になったら嚥下し咽頭に送り込んでくれます。
口腔.jpg
この一連の動きって、意識なんかはしておりませんが奇跡的な動作のように思えてなりません。
私自身は舌の動きを意識したことはありませんが、舌が無ければ発音も咀嚼も無意識になんて出来やしませんでしょう。そんな動きの最中、これまた意識せずとも味を判別し、好き嫌いを見分け、硬軟で力を使い分け、「あぁ~、オフクロの味だ」なんて瞬時に何年・何十年の歳月を遡ったりしてるんですよね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

子供の頃、ナニかの本で将来の人間は栄養摂取をサプリメントのような錠剤で摂取するようになるから口の機能は退化するってのを読んだことがあります。

今思えばナンセンスであります。

咀嚼は、栄養摂取のみならず他の諸刺激の源でもあるんですから、それをしなくなったら脳への刺激も無くなり、ボケだの認知症への移行は避けられなくなりませんでしょうか。
咀嚼機能を有効活用して脳への頻繁なる刺激を欠かさずに居たいモノであります。

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酒井歯科医院
院長 酒井直樹

酒井歯科医院 院長 酒井直樹

医院サイト:
http://www.sakai-dent.com/

こんにちは。酒井歯科医院の院長/酒井直樹です。当院は福島県いわき市中央台の住宅街にあり、緑豊かな公園や幼稚園、小・中学校が周辺にある、のびやかな環境に恵まれた歯科医院です。開院してから二十数年、素敵なスタッフと共に地域の歯科医療の発展に努めて参りました。
多くの方々に良質で最良の歯科医療を提供するために治療設備の充実と技術の向上を心掛け、チーム医療体制を組みつつ診療に従事する毎日です。
またナンとなくお解りいただけようかと思いますが、医院HPやこの「院長ブログ」・SNSを通じての情報発信が・・・大好きであります。
お口や全身の健康維持からトレンディな医療技術提供まで、咬合全体を捉えた治療と予防で総合的なデンタルヘルスケアをご提供出来るように心掛けております。
歯の健康に少しでも不安を感じたら、まずはこちらから御相談下さい。

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