2019年3月21日

口腔がん早期発見の為に(日歯8020TV)

私が所属する日本歯科医師会でも非常にわかりやすい動画を紹介しておりました。御覧になってみて下さい。


 

口腔内に異常はありませんか? チェックしてみましょう!

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口腔がんは、文字通りに口腔内に出来る癌のことです。他の癌との最大の違いは、視認可能・・・すなわち自分の目で確かめることが出来るという事です。ケースにも因りましょうが、極めて早い段階で発見できる可能性があるという事になります。御自身の目で、定期的にお口の隅々をまずはチェックなさってみては如何でしょうか?

国内の口腔がん発症者の全癌に占める割合は1~2%と言われています。発症部位は舌が約半数を占め、歯肉・頬部・口腔底部と続きます。舌癌は、ほとんどが側縁部の下側辺りに発症します。60代以上の方が多いですが、10・20代でも発症例は有るようです。実際に私が臨床で遭遇した方は罹患年齢は40代の方でありました。

最大の原因は喫煙だそうです。1日5~10本以上を30年以上吸った方は、リスクが非喫煙者の方の4倍以上とも言われます。そこに加えて飲酒進行した歯周病も更にリスクを高めてしまうようです。むし歯で歯が欠けたままとなり鋭縁を生じたり、歯並びの不正で歯列から舌側に飛び出している歯などもマイナス要素です。歯周病悪化で歯の喪失を来たしやむなく入れ歯を装着・・・・それが合わずに舌や歯肉がこすれて炎症を起こした所にも発生しやすいと言われています。

御自身で口腔内チェックを行った際に下記リストの症状や状態が1つでもあれば、受診し主治医に相談なさってみて下さい。

□ 頬粘膜が赤や白に変色しているところがある
□ なかなか治らない口内炎がある
□ 口内炎が同じ場所に何度もできる
□ 腫れていたり、潰瘍やただれを起こしたりしている
□ 硬い痼り(しこり)のようなものがある
詰め物や被せ物、むし歯がある箇所に傷や口内炎のようなものがある
□ 入れ歯のバネが当たって傷になっているところがある

 

口腔がんの現状

口腔がん罹患者数は下のグラフの通り年々増加傾向にあります。
国立がん研究センターの最新情報によりますと、2018年の予測値では口腔・咽頭がんの罹患者数は23,000人と公表されており、2008年(10年前)の罹患者数(15,521人)と比較すると年々増加傾向にあり約7,500人増えております。

Sufferers_number.jpg( 図1 口腔・咽頭がん罹患者数 )

今後 我々が迎える超高齢化社会。死亡者数に関しても増加傾向を辿り、そうなると希少がんだとは言っていられない時代が到来するのかもしれません。

number_of_deaths.jpg( 図2 口腔・咽頭がん死亡者数 )
 

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