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2017年8月14日

スポーツドリンクの歯へのマイナス

商品名は明示出来ませんが、いわゆるスポーツドリンクって言うと浮かんで来るペットボトルが何方にもありましょう。
一般的には「カラダに良い!」イメージかとは思うのですが、実は「歯には大変良くない!」って御存知でしたでしょうか?
何故なら・・・・

① 含まれる糖分が異様に多い

② 酸性飲料(pH3.5前後)なので歯を溶かす「酸蝕歯」を起こしやすい

①は、シェア先の文章にも記載されてますが、500mlサイズで角砂糖換算で 8~10個に相当するようです。
②は、むし歯になりやすいpH5.4以下なので随分とヨロシクないという話になります。

実際に、中学・高校に進学して運動系の部活動が始まると急にむし歯が増えるお子さんがいらっしゃいます。
「知識さえ有れば防げたのになぁ・・・」と思うこともしばしば。実際に体調が思わしくないような時には有効かとは思うのですが、常飲するのだけは絶対に避けねばなりませんね。(汗)

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それぞれクリックしていただくと拡大致します。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

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2017年1月28日

歯磨きは3分以内? 30分以降?

数年前に歯科医の間でも話題になりました。我々は子供の頃からブラッシングは食後3分以内に・・・なんて言われて育ちましたけど、それに異議申し立てがなされ、30分間は逆に磨いてはならないという見解が出されたり致しました。

【30分以内は磨かない方が良いという根拠】

食事により糖分や炭酸類を摂取した後、口腔内は特に歯を溶かしてしまう酸性に傾く。その状態で歯磨きをすると酸によって軟化された歯質が傷ついてしまう。
トラブルを防ぐには、酸に晒された歯質(脱灰状態)が唾液によって再び硬さを取り戻す(再石灰化)食後30分経ってからの歯磨きが望ましい

【3分以内で大丈夫とする根拠】

人の口の中では、食後に口腔内が酸性になったとしても、唾液には酸を中和する働きが有り、酸性飲料等の頻繁なる摂取が無い限り、すぐには歯は溶けないような防御機能が働く。
つまりは、一般的な食事では食後すぐの歯磨きにより歯が溶けることは有り得ない
逆に食後すぐにブラッシングをしないままで居ると、すぐに歯垢中の細菌によって糖分が分解され産生された酸によって歯が溶け始めてしまう。

【結論】

preserved-flower.JPG従来通り、食後は早めに歯磨きをし、歯垢とその中の細菌を徹底的に取り除くことが重要
ただし、酸性の強い飲料(スポーツドリンク・酢等)などを摂取した直後には、酸蝕と呼ばれる歯が溶けるトラブルに留意した歯磨きは必要なようです。

つまりは、むし歯予防には食後3分以内、酸蝕症予防のためには食後30分経ってから・・・・が良いらしく、「結局どうなの?」と悩ましい状況のようです。(汗)

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2016年9月 5日

知ったら飲めない清涼飲料の酸蝕性

今までも何度かこちらこちらこちらなどでも取り上げたことがあるのですが、一般の方が御存知ないであろうことは何度でもお伝えすべきかと思い記載してみます。

歯科医療従事者向けのクローズドで配信される総合情報サイトからのメルマガあるのですが、そこにも取り上げられており目に止まりました。我々は食品添加物を気にし、裏側のラベルを見たりしますよね。今後は清涼飲料等の容器裏側も御覧になると宜しいのかもしれません。

中学生で習ったpH・・・・中性が7,酸性は数値が低くアルカリ性は大きかったことを御記憶なさってませんでしょうか?
このpH、5.5以下になるとエナメル質表面は崩れ始めることが知られてますが、具体的に見てみると4.0以下になると歯の表面が侵され、そのレベルから更にpHが1下がるとエナメル質の溶解性は10倍、pH4.0から2.0になると100倍エナメル質が脱灰するんだそうです。

市販飲料のpHが低いのは酸が添加されているためですが、中でも表示される添加物の中で以下の3種類には気を付けたいモノです。

リン酸

コーラ飲料に酸味を与え、細菌やかびの成長を抑え、保存性を高めるため

クエン酸

ピリッとした風味を与え、保存料として

リンゴ酸

多くの非炭酸性飲料(フルーツドリンク、強化ジュース、スポーツドリンク、アイスティーなど)の固有の風味を高めるため、あるいは人工甘味料を使った炭酸飲料にも味を強化し他の調味料を減らすため

上記の様な目的のために添加されてるようです。

私が測定したわけではないのですが、清涼飲料水・スポーツドリンクの平均pH値は3.3なんだとか。
中でもコーラは2.37、レモンジュースは2.25なんて見てしまうともう怖くて口にはできませんよね。識者の話によれば「歯に触れないようにするためにストローで飲むことを推奨」なんて書かれてましたけど、だったら中性域の水とかの方がはるかに爽快感を味わえて宜しいかと存じます。

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※ クイッテッセンス出版社様の「歯が溶ける !? 酸蝕歯って知っていますか?」という雑誌からの引用です。 クリックすると拡大します。

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2016年5月27日

歯のことを考えると・・・水が一番かと

私が高校生の頃には、運動したあと喉が渇けば口にするモノはでありました。
夏場などは水色の当たり前の大きなゴミ箱(モチロン綺麗なモノ)にホースで水を入れ、そこに大きな氷の塊(何処から手に入れてたんでしょう?)を浮かべて冷たくし、柄杓ですくって皆で飲んでいた記憶があります。

今どきだったら水ではなく、いわゆるアルカリイオン飲料と称されるようなモノになりましょうか。
大袈裟な言い方になりますが、ここにチョイとした落とし穴がある様な気がしてなりません。

長く歯科医をやっていれば、幼児だった子が学童期を迎え、やがて高校生になり見上げるような体格になるような成長過程に断片的に触れる機会があります。
小学生の頃までは口腔内にはむし歯ひとつなく良好な状態を保てていたのに、部活動が始まる頃に時を同じくして急にむし歯が増えて来るような状況に遭遇することは珍しくはありません。

訊けば大概のケースが上記のような飲料に起因するトラブルのようであります。
親御さんも見上げるような身長になってからはお子さんの口腔内をチェックする機会も無くなりますでしょうし、まさか飲料でむし歯になるイメージは無かろうかとも思いますし・・・・。

中性の「水」だの「お茶」だの「牛乳」といったモノは問題にはなりませんが、pH5.5以下の酸性飲料には十分にお気を付け下さい
歯が溶けてしまいこんな風になったら・・・・・ちょっと取り返しが付かなくなります。(泣)

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こちらの東洋経済オンラインのサイトにも上手く纏められ詳述されていておりますのでリンクを貼りますが、こういった掲載はいつまで続くのかは・・・・ちょっと分かりませんです。(汗)

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2016年4月30日

知っていて「損」はないと思うのです

子供さんのお口の中の健康(むし歯予防)を願わない親御さんはいらっしゃらないか・・・と思います。ひとたびトラブルに発展させてしまえば、痛い思いをさせるだけでなく大人の方だって基本的には歓迎しないであろう歯科治療を幼少期より経験させねばならぬ事態に追い込まれもしましょう。(泣)

我々だって泣かせることを願ってる訳ではありません。

それでも意志の疎通が難しい2~3歳児には、恐怖心を抱かせないことの方が困難と言わざるを得ません。(泣)

なかなか口には出来やしませんが、「こうなる前にナンとか防ぐ事は出来なかっただろうか・・・」と考えちゃうことはしばしばあります。(泣)

お子さんが寝しなに摂取することもあろう飲み物・・・・ダメとは申しませんが、必ず飲んだ後に中性の「水」や「お茶」を最後に口にさせると良いようですよ。

モチロン、我々大人も一緒であります。


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上の画像は、我々歯科医や待合室を訪れる機会のある患者さんが手に取り目にするような歯科系の雑誌でして、クイッテッセンス出版社様の「歯が溶ける !? 酸蝕歯って知っていますか?」という雑誌からの引用です。
  (※ クリックすると拡大します)

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2016年4月29日

私はそもそも炭酸飲料が苦手でして

私自身、まったく口にしない訳ではないのですが、子供の頃からどちらかって言うと炭酸飲料なるモノは苦手でありました。
そう言えば我が子も苦手だったように記憶しています。
子供の嗜好っていうのは親の嗜好に似てくるモノなのかもしれませんね。

モノは考え様・・・それが幸いしたのかもしれません。

下記の画像は、我々歯科医や待合室を訪れる機会のある患者さんが手に取り目にするような歯科系の雑誌でして、クイッテッセンス出版社様の「歯が溶ける !? 酸蝕歯って知っていますか?」という雑誌からの引用です。
  (※ クリックすると拡大します)

飲み物による酸蝕症①.jpg


飲み物が歯を溶かすと言われて久しいのですが、我々の啓蒙活動が足りないんでしょうか、まだまだ御存知ない方が大勢いらっしゃるので参考になさってみて下さいね。 

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2016年4月27日

クエン酸サプリにご注意下さい!

おそらく何方にとってもそうかと思うのですが、「躰に良かれ!」と願ってサプリメントなどを摂取なさるはずです。
まさかそれが身体的に不可逆的なマイナスをもたらすなんて考えもしませんよね。(泣)

クエン酸サプリ・・・・梅に最も多く含まれる有機酸はクエン酸ですが、その梅のエキスが凝縮されていると聞けばナンだか躰にはとても良いようにお感じになりませんか?
確かに疲労回復等、メリットも計り知れなかろうかとは思うのですが、実は歯にとってはマイナス効果しかもたらしません。ちょっとビックリするほど歯を溶かしてしまうからです。
(酸蝕歯・・・このページに纏めてあります)

商品名こそ出しませんが、こんなサプリなんですが・・・・

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次の写真を御覧下さい。まったくの無傷でこそありませんが、比較的良好な歯の状態の方だったように思います。

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この撮影から約1年半後に再来院なさった時、主訴は「最近歯がしみるようになった」でありました。
口腔内を覗いてみると・・・・・

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ちょっとビックリするほどに歯が溶けてらっしゃったのです。(泣)

「ナニかここ暫くで食生活を変えられましたか?」に始まりあれこれ伺ってみたら、「健康に良いと雑誌に書いてあったから」という理由でこのクエン酸サプリを摂取し始めたとのことでありました。

もっともその服用だけではなかなかこうなるとも思えず、あれこれ詳しく伺ってみたら、ほぼ100%左側で・・・・しかも歯と頬の間に挟めるように舐めていた事が判明しました。

外側だけ異様に溶けて、右の歯には全くトラブルが無かったことに合点が行った次第です。
サプリメントを否定はしないのですが、原則 錠剤と同様に飲み込んでしまうのが正解のように思います。摂取の仕方に十分にお気を付け下さい。

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2016年4月26日

習慣的摂取でなければ宜しいかと・・・

グラクソ・スミスクラインって会社を御存知でしたでしょうか。
おそらく医療業界では知らぬ者は居ないはずですが、歯科関連の商品名で言いますと知覚過敏対策用歯磨き「シュミテクト」はあまりにも有名ではなかったでしょうか。

そのグラクソ・スミスクラインさんが、酸蝕症予防のための見易い大きなサイズのカードを準備していて下さって・・・・これがとても活用し易いんです。

通常摂取量であれば何らの支障も来しませんが、過剰なる摂取を避けた方が宜しい食材の目安になろうかと思われます。御覧になってみて下さい。
   (画像クリックで拡大します)

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合わせて飲み物方らの糖質の制限も考慮すべき事ですよね。
   (画像クリックで拡大します)

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参考になさってみて下さいね。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

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2016年4月25日

こんな飲み物にご注意を!

先日も酸蝕歯と言って飲み物によって「歯が溶けてしまう」事例を紹介いたしました。
私自身もこの歯科医師という職に就く前には考えもしなかったことですが、最近 歯科業界では喧しく警鐘が鳴らされてるこの歯が溶けるトラブル・・・・御注意願えればと思います。

中学生の時でしたか、pH(ペーハー)なるモノを理科の時間に習ったかと記憶しております。
このpH・・・・酸性・アルカリ性の指標で真ん中の「7」は中性で、「7」より小さいそれ以下が酸性、数字が大きければアルカリ性となります。

歯の表面のエナメル質ってやつは、おおよそ5.5以下の酸性の飲食物に触れることで軟化し溶けてしまうことを皆さんは御存知でしたでしょうか?(泣)

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モチロン、触れる時間が短時間で有り常識的な範囲であれば歯の表面は勝手に唾液が修復してくれはしますが、バランスが崩れ過剰に摂取すれば口腔内でも容易に歯の表面は溶けてしまうのです。

【 酸蝕歯の可能性の高い飲食物の例 】

炭酸飲料類、柑橘類、ドレッシング類、酢漬けの食品等、梅酒などが挙げられましょうか。
強い酸性の飲料を毎日のように頻繁に摂取する習慣がある方は、酸と歯が接触する時間が長くなり酸蝕のリスクが高まります。この事を意識されトラブルを回避なさってみてはいかがでしょうか。

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2016年4月11日

「酢」の過剰摂取にご注意を。(泣)

おそらく「歯が溶ける」と言われても多くの皆さんがピンとは来なかろうかと思います。
ただ、いわゆる「むし歯」と呼ばれるモノは「むし歯菌の出す酸が歯を溶かす」ことに他なりませんし、何方の口腔内でも起こり得ることに違いはありません。

そんな風に酸によって歯が破壊された状況をちょっと難しい表現になりますが「酸蝕歯(さんしょくし)」と言います。
困ったことに歯は「酸」で溶けてしまうのです。(泣)

と言うことは・・・・むし歯菌がなくても日々食卓等で口にしている「酸」の食べ物や飲み物が歯を溶かしてしまうということは意識をすべきかと思います。
最近では「躰に良い」というイメージ重視でサプリメント等の摂取があろうかと思いますが、ナニ事も「過ぎたるは及ばざるが如し」となることを意識なさってはいかがでしょうか。

酸蝕歯.jpg

上の写真の方は60代男性。
歯が丈夫な方で今まで「むし歯」原因で歯を削ったことは無い方でした。
ただ、酸性の代名詞のような「酢」がお好きなんだそうで毎回の食事の際には「御飯に酢をかけて召し上がる」ことをなさっていたそうです。(泣)

「酸蝕歯」の知識があれば防げたかもしれません。

むし歯とは異なり「細菌」が関与はしませんが、酸の影響を過剰に受けることにより酸が歯の表層のエナメル質を溶かし、すり減ったり、薄くなったり、穴があいたりしてしまうのです。
健康意識レベルの高い方ほどそうなってしまう確率が高い印象が私にはあります。

現在は酸性である清涼飲料の消費量の増大など食生活の変化により、大人子供を問わず、誰もが程度の差こそあれこうなってしまう可能性がありましょう。

酸蝕歯・・・そんなトラブルに見舞われないように日頃からご注意下さいね。

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酒井歯科医院
院長 酒井直樹

酒井歯科医院 院長 酒井直樹

医院サイト:
http://www.sakai-dent.com/

こんにちは。酒井歯科医院の院長/酒井直樹です。当院は福島県いわき市中央台の住宅街にあり、緑豊かな公園や幼稚園、小・中学校が周辺にある、のびやかな環境に恵まれた歯科医院です。開院してから二十数年、素敵なスタッフと共に地域の歯科医療の発展に努めて参りました。
多くの方々に良質で最良の歯科医療を提供するために治療設備の充実と技術の向上を心掛け、チーム医療体制を組みつつ診療に従事する毎日です。
またナンとなくお解りいただけようかと思いますが、医院HPやこの「院長ブログ」・SNSを通じての情報発信が・・・大好きであります。
お口や全身の健康維持からトレンディな医療技術提供まで、咬合全体を捉えた治療と予防で総合的なデンタルヘルスケアをご提供出来るように心掛けております。
歯の健康に少しでも不安を感じたら、まずはこちらから御相談下さい。

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