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2017年8月 4日

御存知でしたか? 永久歯の先天性欠如

患者さんに伺ってみますと多くの方々が明確には御存知ないのですが、永久歯は真ん中から数えて8番目の「親知らず」を除外すると全部で28本あります。
ところが中にはこの数を満たさない方もいらっしゃるんですよ。

本来なら生えてくるべき永久歯がそもそも存在せずに生えてこないことを「歯の先天性欠如」と称します。これは何らかの理由があって永久歯になるための歯の「芽」のようなモノが出来なかったことに起因します。
この場合、本来あるべき永久歯が存在しないために、本来なら小学校在学中に脱落する乳歯が大人になるまで長く残ってたりして歯並びが悪くなるような審美障害、噛みにくいといった咀嚼障害などを引き起こすことに繋がったりもします。

日本小児歯科学会の調査によれば、先天性欠如は約10人に1人ぐらいに発現し、その割合は少しずつではありますが年々増加してると言われます。
私自身の臨床実感でもそのように感じますし、9~10本も先天的に無かったような方をも拝見したことが何度かありもします。

この先天性欠如の原因は明かではありません。「遺伝」は関わりがあろうかと思います。親子で受診していただく方で、同部位の欠如を認めることもしばしばありますのでこれは否定出来ないでしょう。
「妊娠中の栄養欠如」、障がいを伴う「全身疾患」の方も考えられたりも致します。そんな中でも現代の食事における咀嚼回数の激減に伴い不要な歯が自然に淘汰されつつあるという説には頷けるモノを感じたりもいたします。

さて、欠如した場合にはどういった対応がなされましょうか?

基本的にはとにかく乳歯を長く使います。一般的には30歳前には自然脱落を来してしまう場合が多いようにも思います。まずは経過観察なんですね。
中には50~60代まで乳歯が存在する方もいらっしゃいますが、そもそも永久歯と違って10年と使わないことを前提に作られた歯であるが故に完全なモノではないんですよね。歯根が自然に吸収を来たしやがては喪失することが多いようであります。

喪失することで咬合不全を起こしますから、その場合には「矯正」でその隙間を閉鎖したりする対処が必要となりましょうか。
従来は「ブリッジ」で前後の歯に迷惑を掛けることも多かった様ですが、昨今は欠損部を「インプラント」で補うケースも多くなって来ました。私も何度かそういった症例を経験もして居ます。
30代とかですとなかなか「入れ歯」ってワケにはいかないケースが多いようにも感じますし・・・・。

もし、なかなか乳歯が抜けずに「歯の先天性欠如」が疑われた場合にはまずはかかりつけの歯科医に御相談下さい。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

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酒井歯科医院
院長 酒井直樹

酒井歯科医院 院長 酒井直樹

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こんにちは。酒井歯科医院の院長/酒井直樹です。当院は福島県いわき市中央台の住宅街にあり、緑豊かな公園や幼稚園、小・中学校が周辺にある、のびやかな環境に恵まれた歯科医院です。開院してから二十数年、素敵なスタッフと共に地域の歯科医療の発展に努めて参りました。

多くの方々に良質で最良の歯科医療を提供するために治療設備の充実と技術の向上を心掛け、チーム医療体制を組みつつ診療に従事する毎日です。
またナンとなくお解りいただけようかと思いますが、医院HPやこの「院長ブログ」・SNSを通じての情報発信が・・・大好きであります。

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