« 2018年4月
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
2016年11月 9日

インプラントは3年でダメになる?

昨日は11月8日・・・新聞で知ったのですが、「いい歯」の日だったようです。
その日にNHKのニュース等で何度か流れたんでしょうか、「インプラントの周りの骨が溶ける」、つまりはインプラント周囲炎への注意喚起の報道でありました。(泣)

ちょうど、ある患者さんに2本埋入(インプラントを埋め込む処置)を終えた直後に来週埋入を予定していた患者さんからキャンセルの電話をいただきました。仰るには「顎が溶けるなんて怖くなってしまった」と・・・・。

これは事実でしょうか?

実は確かに実際に起こり得ることであります。ただしニュースの最後にも報じられていたように「キチンとした定期的メインテナンスをする事」を心掛けていて下さればその限りではありません。これは実は御自身の歯における「歯周病」とまったく同じなんですね。

● 歯周病・・・・・周り病気

● インプラント周囲炎・・・・・インプラント周り炎症

waiting-room2.JPGいずれにしても口腔内の清潔管理を保つことは大事ということに間違いはないようです。
インプラントを始めてから十数年の歳月が流れました。13年経ってまったく骨レベルに変化が無い(まったく溶けてない)方もいらっしゃれば、実際に歯周病同様に糖尿病が酷い方などはぐらついて来てしまい撤去した方もいらっしゃいます。

報道っていうのは怖いモノですね。「3年でダメになる」と来週予定していたの患者さんは受け止めてしまったようでした。同時にやはりメインテナンスは大事だと感じた報道でもありました。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1
2016年9月26日

インプラント用のジルコニア土台

インプラントというモノが顎の骨の中にチタン製の金属を埋め込むことであるという知識は多くの方に浸透してきた感があります。
上手く骨と一体化(オッセオインテグレーション:Osseointegration)したその人工歯根の上に我々は人工の歯を作っていくことになるのですが、最近は特にニコッと笑った際などに見えてしまう審美領域には透けてしまうことを懸念して白い土台が多用されるようになりました。

111_R.JPG222_R.JPG

写真はジルコニア製のアバットメントと呼ばれる土台です。これを顎に埋め込まれたインプラントにネジ止めしたセッティング後(右の写真)には、それをセレックでスキャンしてセラミックの歯を作製可能となるワケであります。

優れた材質の開発の恩恵を容易に享受出来る時代になったってことは実に嬉しいモノであります。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1
2016年9月 8日

吸収性歯科用骨再建インプラント材

ナンだかおどろおどろしいタイトルになってしまいましたが、簡単に言えば『骨補填材』であり吸収されてやがては自家骨(自分の骨)に置換する『人工骨』ってヤツのことであります。

β-TCP.jpg

歯周病は歯を支える骨(歯槽骨)が消失していく病気、そしてインプラントはその骨にチタンで出来た人工歯根を埋め込む処置です。すなわちは『骨が無ければナニも出来ない』ってことでありまして、そうした場合にいったんは無くなってはしまったけれどナンとか骨を再生させたい復旧させたい・・・・そういった目的で使われるのがこのβ-TCP(β-リン酸三カルシウム)ってヤツを主成分とした顆粒状の材料なんです。

「生体に移植補填後に吸収され自家骨に置換される」・・・・商品名「オスフェリオンDENTAL・オスフィール」であります。

まぁ~そんな事は一般の方には何ら関係無いことで我々がしっかりと把握していれば良いだけなんですが、ちょっとだけ「へぇ~」って思えるのがコイツを作ってる会社なんです。

オリンパス テルモ バイオマテリアル株式会社・・・だそうです。

そうです、カメラや顕微鏡で有名なオリンパスと体温計・血圧計で有名なテルモの再生医療専門の研究チーム会社のような感じみたいです。

企業の経営多角化が叫ばれて久しいですけど、こんなトコでもそれぞれの会社が活躍してるなんて・・・・驚かれませんでしょうか?(^^)

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1
2016年9月 4日

歯を支える骨の再生、これは朗報です

患者さんとお話ししていると、今ひとつピンと来ない方が多いことに気が付かされます。
皆さんは、歯は歯ぐきに埋まってるように見えるけれども実際にはアゴの骨(歯を支えてくれる部分の歯槽骨)に埋まっていることを御存知でしたでしょうか?

その骨が溶けて無くなってしまう病気が歯周病

支えを失えば歯は立っては居られません。下のように次々に抜けて行ってしまうことが避けられなくなってしまうのです。

困ったことに、例えば入れ歯の治療はその骨の消失が顕著であれば安定しないし、またインプラントは骨の中に埋め込む処置ですから歯槽骨が消失していれば思うようには行きません。(泣)

そんな骨を再度復旧させようとして、従来は自家骨移植といって御自身のアゴの骨の他の部分から骨を採取して必要なところに移植していたり人工骨を入れ込んだりしていたのですが、思うように良い結果が得られないだけで無く採取&移植の両方に外科的処置を要することを考えれば・・・ちょっとゾッとしちゃいますよねぇ。

そんな歯槽骨の消失が激しい方に朗報のようです。

スポンジ状の骨再生誘導材(リン酸オクタカルシウムと医療用コラーゲンが成分)ってヤツを欠損部に埋めてやれば6カ月程度で新しい骨ができる・・・・んだそうです。
骨を作る骨芽細胞を活性化させる働きがあるそうで、メリットとしては、それらの成分が体内で分解・吸収され異物として体内に残らないことで感染症を起こす心配が少ないこと。大掛かりな手術が必要ないことが挙げられるようです。

嬉しいことに私の母校・東北大と東洋紡の共同研究&開発なようです。こちらにその記事が掲載されておりました。
2018年販売開始ってことはもうすぐですから、大いに活用出来る日が待たれますね。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1
2016年8月12日

手術不要の注射による顎骨造成へ

骨造成・・・文字通りの「骨」の「造成」のことですが、これだけではナンの話かまったくお解りになりませんでしょう。

そもそも歯が植わっているのは歯ぐきではなくアゴの骨(顎骨)である事を御存知ない方が大勢いらっしゃいます。そのアゴの骨はひとたび重度の歯周病等に罹患すればあたかも溶けるが如くに消失してしまうことを御存知な方はホントに少数である印象が、日々の臨床に携わり多くの皆さんに説明をしている私にはあります。

このページにも載せては居るのですが、アゴの骨は下記の様に溶けるが如くに無くなってしまうのです。そうなるとインプラントというアゴの骨に人工歯根を埋め込む治療法も取りにくくなるし、入れ歯をお使いいただく際にも跨がる歯ぐきの山が低いので安定が損なわれてしまうという欠点が生じます。(泣)

99.jpg

それ故にインプラント埋入時等に骨造成をする必要が生じては来るのですが、それはそれで手術を伴うことですから患者さんの口腔内へのダメージは大きなモノがあります。(泣)

そこで・・・ですが、頭の良い方々が居て下さって、患者さんの負担を少しでも少なくすべく注射で骨を増やすことが出来る研究をして下さってるようなんです。
(※ 東京医科歯科大大学院 医歯学総合研究所 硬組織薬理学分野の青木准教授のグループと京都大学再生医科学研究所のグループとアメリカのCedars-Sinai研究所の共同研究)

これって患者さんの負担軽減的視点から鑑みるとモノ凄い朗報なんですよ。我々だって少しでも不快状況を減らせればそれに越したことはないのです。残念ながら私の現役のウチには臨床導入は難しいかもしれませんが、手術不要の注射による顎骨造成が我が子始め次世代の歯科医師のスタンダードになることを大いに期待したいと思います。

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1
2016年5月 4日

インプラント手術後は腫れる? 痛む?

良く患者さんに問われることにひとつに「インプラント・オペ後のトラブル」があります。

無理も無いことですが、術中・術後の「お痛み」や「腫れの有無」に関して恐怖心を抱いたり気になさる方が多くいらっしゃいます。
ナニ事に対しても絶対大丈夫なんて事は言えるモノではありませんが、万全の態勢・・・その時間は休診にするとか可能な限りの感染予防対策等を講じて臨めばそうトラブルは生じるモノではありません。

この写真の方は左下2本の埋入だったのですが、術前口腔内清掃に30分ほど掛け、その後の埋入手術は麻酔を含めても1時間とかかりはしませんでした。

多くの方々がそうなのですが、数日後に伺ってみても特別に腫れたり痛んだりすることは無かったそうで、ただナンとなくジーンとする程度のようです。

それだって不快なことに違いはありませんが、この方の場合には前後の歯に神経が無く、ブリッジという治療法で対処すれば前後の歯に歯根破折のリスクが高まりますし、入れ歯にすれば違和感は相当なるモノがあったはずです。

手術さえ乗り切って頂ければそういったリスクや不快感はゼロに近付けることが出来るので、選択としては間違ってなかったように思います。


埋入直後.jpg


※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1
2016年5月 3日

インプラントはまさに人工歯根!

先日、「ブリッジ」と「入れ歯」に関する紹介をしてみました。

本日は「インプラント」編であります。(笑)

日々の診療に従事していると、歯は歯茎に埋まってるモノだけど実際にはその直下の顎の骨に埋まってるという意識が乏しい方が大勢いらっしゃいますが、その歯茎直下のアゴに埋め込むのがインプラントなるものです。
インプラントは、歯が抜けた後の顎の骨に外科手術によって金属製(チタン製)のネジのような人工歯根「インプラント」を埋め込んで基礎部分を作りその上に人工の歯を被せる治療法なんですよ。こんな感じです。(笑)



こちらのページにも詳述してますが、メリット・デメリットは下記の様な点でありましょうか。

【 メリット 】

● 見た目が良く、天然の歯とほとんど同じ
● 噛み応えが良く、天然の歯とほとんど同じ
● 日頃の手入れも天然歯と同じだから、比較的簡単
● 健康な隣の歯を一切削る必要がない
● 噛んでも、入れ歯のように歯ぐきに痛みはない

【 デメリット 】

● 外科手術が必要(抜歯の時と反対)
● 手術には、ケースによっては神経麻痺や上顎洞炎などを偶発する手術の危険が伴う
● 骨の治療期間が3~6ヶ月(上顎ほど長い)で、全体では1年以上かかることが多い
● 全く保険が適応されないので、どうしても高額治療となる
● 医療費控除に関してはこちらをご参照下さい

p_implantsystem.jpg

因みに顎骨内部に埋め込まれるモノは右の写真の様な感じのヤツであります。(直径4ミリで、長さは1センチ前後)

※ いわき市の「酒井歯科医院」のホームページはこちらです。

Google +1

酒井歯科医院
院長 酒井直樹

酒井歯科医院 院長 酒井直樹

医院サイト:
http://www.sakai-dent.com/

こんにちは。酒井歯科医院の院長/酒井直樹です。当院は福島県いわき市中央台の住宅街にあり、緑豊かな公園や幼稚園、小・中学校が周辺にある、のびやかな環境に恵まれた歯科医院です。開院してから二十数年、素敵なスタッフと共に地域の歯科医療の発展に努めて参りました。

多くの方々に良質で最良の歯科医療を提供するために治療設備の充実と技術の向上を心掛け、チーム医療体制を組みつつ診療に従事する毎日です。
またナンとなくお解りいただけようかと思いますが、医院HPやこの「院長ブログ」・SNSを通じての情報発信が・・・大好きであります。

お口や全身の健康維持からトレンディな医療技術提供まで、咬合全体を捉えた治療と予防で総合的なデンタルヘルスケアをご提供出来るように心掛けております。
歯の健康に少しでも不安を感じたら、まずはこちらから御相談下さい。

Google +1