フッ素塗布でむし歯予防

fusso01.jpgお口の中の汚れを歯磨きだけで100%落とすことは非常に難しいとされています。そこで、むし歯予防の一貫として当院では定期的なフッ素塗布をおすすめしています。
フッ素には歯垢(プラーク)の細菌活動を抑えること、そして溶けたエナメル質の修復、歯質を強化するなど、むし歯の発生を効率的に防ぐ効果があります。当院では、フッ素の薬剤を扱ってるメーカーの担当者にお出でいただき院内講習会を開催。スタッフ全員がより良き効果発現の為にフッ素の扱いを十二分に学んだ上での塗布を心掛けております。

フッ素塗布の効果
●歯質の強化(耐酸性の向上)
フッ素が歯に取り込まれることで、歯の表面を構成するエナメル質を強化し、むし歯菌が作り出す酸に解けにくい強い歯を作ります。

●初期むし歯を修復(歯の再石灰化の促進)
酸が溶かしたむし歯部分をもとに戻す、唾液の再石灰化作用を促します。フッ素は、むし歯になり掛かった歯から溶け出したカルシウムなどが、再び歯の表面に戻ろうとする作用(再石灰化)を助け、歯の修復を促進します。

●むし歯菌の活動を抑制
フッ素の抗菌作用によりむし歯菌の活動を抑え、歯を溶かしてしまう酸の産生を抑制します。

●汚れを付着しにくくします
テレビのコマーシャルでも御存知なように、トイレの便器やクルマに塗るワックスにもフッ素は含まれております。フッ素には汚れを付きにくくする効果があるようです。

フッ素塗布の方法
fusso02.JPG塗布の必要な回数はお口の状態によって異なりますが、1年に2~4回の塗布を継続することで20~40%程度の虫歯の予防効果があるとされています。塗布方法は下記のようであります。

ただし、ここが難しいのですが、残念ながら歯磨剤状のペーストをただ塗れば良いってモノではありません。当院では以下のことに注意し、なるべく効果的なフッ素塗布となるように心掛けております。年齢によって(2~3歳児の場合)は危険性もあり当然の様に出来ない事もあるのですが、その場合には無理をせずに成長を待つべきでありましょう。大切なのは「塗った!」という大人の満足ではなく、お子さん達の歯へのメリットが生じるか否かで判断すべきかと考えます。一般的塗布方法は、右の写真の様なフッ素薬の取扱説明書に下記の様に推奨されております。

●歯面の徹底的清掃
歯ブラシ等により口腔内を十分に清掃してから、必要があれば塗布面の歯石を除去したり歯面から歯垢(プラーク)を取り除きます。

●十分なる乾燥
脱脂綿等を歯と舌、歯と頬や口唇の間に挟むことで歯を孤立させます。唾液を拭ったりエアを吹きかけ乾燥させることが大事です。(下の写真・左)

●そうしておいての薬液塗布
上記の事前準備が出来たらいよいよフッ素塗布となります。この際の最大のポイントは時間です。なるべく長い時間薬液に触れさせる必要性があります。また、塗布後約30分間は洗口せずに唾液を吐かせる程度に止めるのが推奨されております。(下の写真・右)

fusso-before.jpg 右 fusso-after.jpg

纏めると以下のようになりましょうか。

<効果的なフッ素塗布のポイント!>
・ ① 歯の表面をキレイにする!
・ ② 十二分に乾燥させる!
・ ③ なるべく塗布時間を長くする!

例えるなら、転んで膝を怪我した際に、まずは傷口をキレイにして乾燥させ軟膏等のお薬を長い時間塗布なさいますでしょう。それと一緒であります。

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