親知らずの抜歯

親知らずの抜歯

<こんな疑問をお持ちではないでしょうか?>
・ 親知らずを抜歯すると、ものすごく痛いって本当ですか?
・ 親知らずは、どうして抜歯しないといけないの?

親知らずが生えて来ると痛みや腫れなどの症状が現われ辛い思いをすることがあります。それ以上に噂で聞いたことがある抜歯時(後)の腫れや痛みが怖くて抜かずにそのまま残している方も多いようです。親知らずはむし歯になりやすく、かつ残しておく事により他の歯(一般的には直前の歯)にも影響を与え易いのです。当院でもリスクを伴わないレベルの親知らずであれば抜歯をしています。難しい症例(下顎骨の神経の大元や動脈に近いケース)に関しては総合病院の口腔外科を紹介いたします。親知らずでお困りの方はなるべく早目に御相談下さい。

診断から抜歯まで安全・安心の親知らずの抜歯

親知らずの抜歯親知らずは、斜めに生えて来た90度横倒しになって生えてくることが多く、口腔外科の知識や技術がなければ抜歯が難しい歯です。多くの開業医ではリスクを避けるために、大学病院や口腔外科の知識のあるドクターに紹介して抜歯をして貰う事になります。私自身もレントゲンで精査しハイリスクと判断すれば口腔外科に抜歯(摘出手術)を御願いする事があります。モチロン、容易なるモノはその場での抜歯が可能です。親知らずの診断から抜歯、そしてその後の処置に至るまで、抜歯の必要性等をキチンと説明をして参ります。親知らずの生え方や根の状態、神経との相互的位置関係把握をして正確に診断し、まずは情報提供いたします。

レントゲンやCTで根と神経の位置を正確に診断
親知らずは斜めに生えていたり捻れていることがほとんどです。まともに生えてる方のほうが珍しいと言っても大袈裟ではありませんでしょう。特に下顎の親知らずの根は神経(下歯槽神経管)に近く、万が一にも抜歯をする際に傷を付けてしまうと下唇に麻痺が現われることがあります。リスクを避けるにはレントゲン撮影やCT診断が欠かせません。歯科用CTで診断すると、根の状態はもちろんレントゲンでは解らない三次元的な親知らずと神経との位置関係まで正確に確認でき、抜歯時のリスクを回避することに繋がります。当院では歯科用CTを完備してますので、スピーディかつ正確に診断してリスクの少ない抜歯が可能であります。なお、親知らずの状態によっては、レントゲン診断だけで抜歯が可能な場合もあります。親知らずの状態やお口全体を見た上で必要と判断した場合にCT診断を致します。

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親知らずを抜歯する理由とは?

親知らずの抜歯人間の永久歯は、最大で上16本・下16本の上下合わせて32本あります。このうち、永久歯の中で一番最後に生えてくる歯が親知らずで、奥歯の一番後ろの歯になる第3大臼歯となります。10代後半から20代にかけて生えて来る事が多いのですが、顎が小さかったり狭かったりすると十分に生えるスペースが無いため、斜めになったり隣(手前)の歯を押すようになったり様々なトラブルを引き起こしてしまいます。多くの歯科医は親知らずの抜歯をすすめますが、ケースによっては残しておいてもお口の中にトラブルが起きない人もいらっしゃいます。

親知らずだからといって必ずしも抜歯をする必要はありません。真っ直ぐに生えていて、上下の歯がしっかり噛み合いトラブルもなければモチロンそのままにしておいても大丈夫です。抜歯が必要になるケースとしては次の場合などが挙げられます。

<親知らずを抜歯するケース>
・まっすぐ生えていない
・噛み合う歯がない
・他の歯に悪影響を与える
・治療に影響がでる(矯正等)

普段は症状がなくても、強いストレスや疲れが溜まったり風邪をひいたりする体調不良に陥ると、智歯周囲炎(智歯=親知らずのこと)と言って突発的に腫れや痛みが出て来ることがあります。普段はトラブルが無いからと安心せずに、親知らずが生えて来たら一度、歯医者さんに相談すると宜しいのではないでしょうか。

 

私自身の親知らず抜歯経験

私自身の親知らず(下顎)は、左右共に90度横倒しの水平埋伏という状態でありました。氷山の一画程度の萌出以降、手前の歯との間にモノ詰まりが激しく、やむなく二十歳前後の学生時代に両方とも抜歯を致しました。確かに抜歯後の痛みは・・・・正直、辛かったです。(泣)
それでも、その時点では学生だったので良く理解はしておりませんでしたが、いま振り返ると早期のあの時点で抜歯をしていて本当に良かったと考えております。

何故なら、下記のレントゲン写真のようなトラブル(むし歯になったり傾いたり)に見舞われないうちに親知らずの抜歯を済ませておいたので、私自身は未だに手前の歯の親知らず側が無傷で居られるからであります。
レントゲンのように手前の歯の歯根部分に食い込むようになってしまうと手前の歯も抜く以外の手立てがなくなります。この方に関しては既に手遅れではありましたが、そうならないうちに抜歯(摘出)さえしておけば少なくとも手前の歯はずっと問題が無く居られるのです。最近いらっしゃった方でしたけど、数年前にキチンとレントゲンを撮影しこうなることを予測していれば説得できたのではないかと悔やまれてなりません。

我々歯科医が嫌がられながらも抜歯を勧めるのは、こういった状況を回避する為に他ならないことをご理解願います。こちらにも詳述してみました。御一読願えれば幸いです。

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早期抜歯で間に合った症例

手前の歯にダメージがなかった訳ではないのですが、それでも早期抜歯で間に合ったケースです。この方は手前の歯に実質欠損こそあるモノの間に合って違和感もなく居ていただいてる方です。もし抜歯が5~10年遅かったら間に合わなかったように思われます。

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残念ながら間に合わなかった症例

残念ながらこちらの手前の歯に激しい痛みが出始めてしまった患者さんは・・・・間に合わずに親知らずだけでなく手前の歯も抜歯せざるを得ませんでした
5~6年前に受診して下さっていれば上記の方と同様の実質欠損で間に合ったように感じもしました。

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親知らずの各種トラブルを見て参りましょう

懸念される状況には以下のようなモノがあります。

正常なる萌出
親知らずが生えるために十分なスペースがある場合、親知らずはまっすぐ生えることができます。この場合にはナニも問題がありません。


斜めに生えて来ると手前の歯にむし歯を作りやすい
親知らずがまっすぐ生えなかった場合、その事がむし歯や歯周病の原因になることがあります。親知らずが手前の歯に悪影響を与えていないか、歯科医院でチェックすることを是非お勧めします。


歯列不正を引き起こすケースがあります
埋まっている親知らずが90度横向きの場合、押された他の歯によって歯並びが悪くなることが考えられます。

やむなく抜歯にいたる場合には・・・・
親知らずがまっすぐ生えず90度近く横向きに生えた場合にはそのままは抜けませんので、一般的には歯肉を剥離し親知らずの歯冠部分を分割した後に抜くようになります。私自身が左右両方ともその状況でありました。

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