小児歯科

小児歯科

お子さんの成長には目を瞠るモノがあります。その成長に合わせて幼児期・学童期と口腔内の環境もダイナミックに変化します。考えてみたら1本も歯が無い状態で生まれた赤ちゃんも、生後7~8ヶ月で下の前歯が生え出し3歳までにはほぼ20本の乳歯が萌出完了。個人差はありますが、6歳前後には乳歯は脱落し始め小学校高学年までには20本の乳歯が28本の永久歯に置換するという激変を経験することになります。特に小学校に通う学童期は乳歯から永久歯に生え変わる重要な時期ですから定期的な管理が大切ではないでしょうか。スムーズに移行出来るようなお手伝いが出来ればと考えております。

18歳ぐらいまでの全部で48本(親知らずを含めると52本)の萌出は下のイラスト動画のような感じです。

お子さんの成長を待ちながら出来ることから一つずつトライ

小児歯科小さなお子さんは歯医者さんが何をする場所なのかおそらくは良く理解できていません。そんな時に少しでも嫌な思いをすると間違いなく「歯医者さん嫌い」になってしまいます。当院ではお子さんの成長を待ちながら出来ることからトライするよう心掛けております。なるべく泣いたりさせないように基本的には無理をせずに成長を待つというスタンスで居ります。大人だって嫌な歯科治療です。簡単ではないのですがそれは大事にしたいと考えております。

最初はユニットに座る練習から始まり、まずはフッ素塗布等のお薬を塗るだけの簡単処置が理想的ではないかと思います。最初はお口を閉じていたお子さんでも怖くない場所なんだと思わせてしまえば、成長に応じて次第に慣れてきて大きなお口を開けてくれるようになります。その年齢・成長に応じて出来ることから始めて参りますので、お子さんには最小限のストレスで治療を進めることが出来るように考えております。
お子さんがなるべく笑顔になれる治療を心がけているので、安心してお任せいただければと思います。

お子さんが嫌がってもなるべく抑えません
私が歯科医師となり初めて臨床の現場に出た際に指導をして下さった先輩歯科医は抑えこんでも治療(麻酔を含む)をする事を基本方針になさってました。その子のことを思えばそれが最良の方法であると私も理解し、そう実践していた過去があります。
それが、自分も3人の子に恵まれその成長過程に日々接するようになると どうにもそういった抑えこむような治療が出来なくなって来てしまったのです。
歯科医師も人の親・・・であります。自分の子に出来ない事は人様の大事なお子さんにはなかなか出来るモノではない、そう考えるように至りました

cosmos.JPG当院では、お子さんの自主性を尊重し、嫌がるのに無理やり抑えこんで治療することはほとんどありません。涙が零れちゃう程度は仕方がないかとは思うのですが、もし余りにも嫌がる場合には、お子さんが出来るようになるまで気長に待ちます
とは言うモノの、夜も眠れないほど腫れや痛みなどの症状が強くて緊急性を有すると考えられる場合にはその限りではなく、どうしてもその日のうちに治療が必要なこともあります。その場合にはやむを得ずに御家族と相談した上で抑えこんで治療をすることもあります。抑えこんでの治療をすると、お子さんには多大なる負担が掛かりますしトラウマにもなりますので、なるべく酷くなる前にお連れいただけるとこちらも助かります。お互いに良好な関係を構築出来るように考えております。

トラウマは後々まで禍根を残します
一般的には小学校に上がるぐらいの年齢になれば嫌がられはしますが麻酔も可能となりますし治療も出来る様になります。それが、中には小学校の高学年になったお子さんでもまったくの治療不能・・・話し掛けても目すら合わせてくれずに頑なに口を閉じ治療にならないお子さんがいらっしゃいます。親御さんに伺うと幼児期に抑えこまれての治療を受けて以降、まったく歯科治療が出来なくなってしまったとのこと。その状態から治療の必要性をお子さん御本人に理解して貰い口を開いて貰うようになるまでには・・・・大変なんです。(泣)
そうならないように、そうさせないようにと常々考えては居りますが、言うは易し行うは難しです。これ程に大変なことがないのも事実であります。

当院には子育て経験のあるスタッフがいるので安心です小児歯科
スタッフはいつもお子さんの様子を見守ってくれています。子育て経験のあるスタッフも居てくれますので、不安な様子をしている時はなるべく気持ちがほぐれるように優しく声をかけるように心掛けてくれています。また、ユニットにはモニターを設置し色々なアニメ映像も揃っています。スタッフがお子さんの年齢に合わせてモニターに映してお見せすると、気持ちが紛れて恐怖心がなくなる(少なくなる?)ように思います。

なるべく削らない怖くないむし歯治療

小児歯科歯の治療は大人でもびくびくするものです。私だって逆の立場なら苦手項目のひとつであります。
当院ではお子さんに不安を与えないように、なるべく削らない痛みの少ない治療に取り組んでいます。小さなむし歯には麻酔を使わずにレーザーで治療をします。レーザーを使うと削り過ぎが無くなるため確実に悪いところだけ削ること可能となります。しかも器械(タービン)で削るようなキィーンという音や独特の振動も無いので、削る時の恐怖や不安が少なくて済み、その分治療中のストレスが少なくなりますでしょう。少し大きめのむし歯には、3Mix法を用いてなるべく削らずに治療をします。抗菌剤が作用してくれる分、大きく削らずにむし歯の除菌ができて歯を長保ちさせることができます。

「痛みの少ない治療」はこちらへ
「なるべく削らない治療」はこちらへ

お口の健康診断「定期検診」は最大の予防

定期検診なるべくお子さんにストレスを与えない治療を心掛けてはおりますが、むし歯が大きくなれば大人と同じように麻酔をして歯を大きく削らなければならなくなり その分治療が大変になります。当然ですが、むし歯が小さければ小さいほど治療は早く終わりお子さんにも大きな負担が掛かったり致しません。むし歯にならないことが一番の最適治療法です。歯磨きや親御さんによる最後の仕上げ磨き、そして定期検診を習慣化していただいて、少しでも様子がおかしいと感じたら早めに歯医者さんを受診するように心がけましょう。

定期検診でお口の変化を確認
毎日の歯磨きもモチロン大切ですが、定期的に歯医者さんに行きお口の中をチェックしてもらってはいかがでしょうか。むし歯の予防はもちろんのことむし歯の早期発見・治療にもつながりますし、その都度のフッ素塗布も有効なる予防手段になりましょう。お子さんの成長を見ながら適切な処置やアドバイスも可能かと思われます。むし歯がなければお口の中を見るだけで終わりですが、親御さんと医療者双方が「頑張って偉かったね!」と褒めてあげることがお子さんの自信を養う事にも繋がりましょう。小児期から慣れていただく事で「歯医者さんギライ」も僅かかもしれませんが克服できようかと思います。定期検診を受けて、むし歯のないお子さんの口腔内を実現して参りましょう。

歯みがき指導でお子さんのセルフケアをサポート
歯みがきの習慣が出来たとしても、お子さんは歯ブラシをなかなか上手にコントロールできません。歯を磨いては居ても汚れが残っていては磨いてないのと一緒です。それ故に御家族のサポートが必要ではないでしょうか。お子さん御本人の歯みがきが終わった時点で、御家族の方がお子さんのお口を入念にチェックして仕上げ磨きをしてあげると宜しいかと思います。小学校に入学するとお子さん御本人任せになりがちですが、理想的には年齢的に「ひとつ、ふたつ、・・・・・やっつ、ここのつ」と最後に「つ」が付く10歳前ぐらいまでは最後の仕上げ磨きまで見てあげて欲しいと思います

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