インプラントはCT撮影無しには考えられません

かつて自院に歯科用CTを導入する前までは、近隣の大きな病院で顎顔面部だけのCTを撮影していただいておりました。患者さんにはその分の面倒や費用も御負担いただいておったのですが、そうまでしてCT断層画像を確認するのには当然 理由があるのです。
下記のYouTube動画の右上のブロックを御覧下さい。小臼歯部(前方)から大臼歯部(後方)へ断層面を行ったり来たりしてる様子です。
我々の下顎の骨ってのは実に独特な形状で、個々人千差万別であります。その断面が問題のない綺麗な山型の方もモチロン大勢いらっしゃるのですが、この方のように舌側下部がえぐり取られたように凹んでる方が多いことに驚かされます。これらの情報を精査し、それを元に埋入計画(方向・深さ)を慎重に決めていくのが我々の事前準備と言えましょうか。

因みに、どれほどの経験を積んでもこの状況は通常のレントゲンだけでは絶対に見極められません。

歯科用CTが今のように普及する前、もしくは医科用CTを利用させていただく前までは、多くの歯科医師がこれに気付かずに盲目的にインプラントを埋め込み、見えない部分で骨からインプラントを飛び出させたりするトラブルを多発させてしまっていた時期があったようです。(泣)
自分自身の事は棚に上げますが、現在では良識ある歯科医師であれば間違いなく自院完備のCTや医科に依頼をしてでもCT撮影をしてから施術するはずです。CT撮影無しのインプラント埋入だけは考えられませんです。その理由がこの画面からもお解りいただけようかと思います。


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